分娩時に、右上肢分娩麻痺となった娘の右腕回復についての記録です。

お風呂に入るときに、浴槽の側面を使って右腕をお尻に回し、左手と握手をすることを自ら毎日やってくれました。
できると、すごいね、上手だねと褒めるので、それが嬉しいのかもしれません。

私が右手をお尻に持ってきて、ここで5秒キープというと、本人が意識して力を入れるときは保持できるようになりました。
以前はできなかったので、少しは外旋の筋力がついたようです。
もしかしたら、将来的に背中を触ることは難しくとも、お尻は右手で自力で触れるかもしれないなと思いました。

また、お風呂の中で、シャンプーをするとき、自分で両手で洗おうとしますが、やっと右手が頭頂部近くまで自然と触れるようになりました。
しかし、次の課題は持っていった手をそこで動かせるかどうかですが、その筋力はまだついていないようです。
後頭部はまだ触れないので、関節が硬くならないように、私が頭頂部から後頭部にかけて、両手を滑らせるように動かして、シャンプーで頭を洗う動作を繰り返していました。

肘を曲げて状態で、頂戴のポーズが少し上達してきました。まだ腕をまっすぐ伸ばして手のひらを上にすることはできていません。

この頃、外で鉄棒があれば、短い時間ですが、ぶら下がることを好んでしていました。
また、滑り台付きジャングルジムを自宅の室内に置くようしました。ジャングルジムの大きさが小さいので両手を使っていろんな登り方を楽しんで試みていました。
こうやって遊びながら、腕や手指のリハビリになればいいなと考えていました。