近くのタイのバスターミナルの黄色い椅子の写真を撮ってきました。
このバスターミナルでは色で椅子を区別しています。
この黄色い椅子に何か字が書いていますよね。
「ここは僧侶専用」ってタイ語で書いてあるんです。
タイの僧侶は女性の隣に座れません。
逆に言えば、タイにいる女性は外国から来た観光客であってもタイの僧侶の隣に座れません。
隣の隣や隣の隣の隣などもできることなら避けようとします。
お互いに不必要に近づかないことがよいとされています。
ですから、ここに女性に座られた日には、タイの僧侶は座るところがなくなって立っていなければいけなくなったりします。
今日もここに女性が座っていから私は立っていました。
開いている一般席にタイの僧侶が座ると、今度はその周りの席に女性が座りにくくなり女性を立たせてしまうことになりやすい。
椅子には他にも老人や身体障害者向けの椅子があり、タイ語ができない人がタイのバスターミナルを利用すると知らず知らずのうちに迷惑をかけてしまうことがあります。
タイ語ができない人はとりあえず何も書いてない席に座りましょう。
後ろの赤い車はトラックのバス。
タイ語でソーンテーオ(意味は二列)と言います。
タイの地方では重要な交通手段です。
トラックの荷台に長椅子を縦に二列置いてあってそこに客が座ります。
タイの僧侶は女性との接触をなるべく避けるためにできる限り助手席に座ります(座らされます)。
助手席に他の僧侶が乗っていて荷台の長椅子に女性が多くいるとタイの僧侶は乗車拒否に遭います。
このトラックバスは、タイ語やタイの交通の知識がない人が利用することは非常に難しいです。
ニュースで日本人の観光客がタイの地方でトラックバスに乗って路線から外れる寄り道を頼んで運転手とトラブルになって運転手に殴られたというのを聞いたことがあります。
タイに住んでいる立場から見ると、素人がタイのトラックバスを利用するとそうなりやすいだろうなと思います。
タイの地方の田舎ではタクシーがなかったり極端に少なかったりします。
トラックバスは路線バスなのですが地方にはタクシーがないまたは極端に少ないので交渉してタクシー代わりに利用することが多いのです。
最初から最後まで完全独占チャーターか、結果的に目的地までは行くが他に乗りたい人がいたら相乗りするか、他の客を乗せたまま寄り道してもらうか、他の客の都合無視して丸っきり路線を変更してもらうか、終点まで行ってからそれから個人的な目的地に行ってもらうかなど、交渉にはさまざまなパターンがあるわけで何もしらない観光客が交渉するのはタイ語ができたとしても厳しいところがあります。
そして、客は荷台に乗っていますので一度乗ってしまうと運転手と会話することができません。
路線の終点まで行くのでなければ相乗り客の一人としては乗らないほうがいいかも。



