昨年10月、阿含宗は能登大柴燈護摩供をお焚き上げしました。その後今年の1月1日、能登半島で大地震が起きました。
お護摩をお焚き上げしたのに、地震が起きるのか?本来は止めるべきではないのか?法力が足りなかったのか?祈りが足りなかったのか?
そう思われるかもしれません。
ぶっちゃけ申し上げますと、地震はどうやって起こるのかというメカニズムから言って、地震が起こる事自体は何をどう頑張っても止めることは出来ません。
ただ、お釈迦様の成仏法を以て修法することにより、被害を軽くすることは出来ます。
もともと、能登の護摩は今年開催の予定でした。それが、仏界からお釈迦様か開祖猊下から間に合わないって急かされたのか、急遽昨年10月にお護摩をお焚き上げすることになりました。
お陰で被害は少しはマシになったはずです。いや、本当はこれくらいの被害だったというのが分からないので、比較は出来ないのですが。
少なくとも阿含宗信徒に犠牲者は出ませんでした。東日本大震災の時もそうでした。阿含宗信徒に犠牲者は出ませんでした。
申し訳ないけども、私達は災害が起きませんように、犠牲者が出ませんようにという気持ちでお護摩をお焚き上げするけども、
災害は起きるし、犠牲者も出ます。阿含宗信徒は皆助かりますけども。それは、お家に仏舎利宝珠尊御法塔を安置しているからなのです。
東日本大震災の時、津波が阿含宗信徒の家を左右にクルッと避けて通り、他は全滅したのに信徒の家だけポツンと残っていたという事がありました。阿含宗恐るべしと周囲の人々に恐れられました。
それと、会費は滞納していたけれども御法塔は持っていたという夫婦が、津波から逃げて逃げて何処か高い建物の上に逃れて、そこにうまいこと冷蔵庫が流れ着いて、開けたら食べ物が入っていて、それで飢えをしのいで助かったという事がありました。
我々のように会費滞納している者でも助けてもらえた、と感謝されたそうですが、そもそも会費を納めてたらもっと助かってたんちゃうか?と思いますね。
ところで南海トラフ巨大地震ですけども、来る令和6年5月19日11時、紀伊半島にて阿含宗神仏両界南海トラフ巨大地震鎮護大柴燈護摩供をお焚き上げすることになりました。
これも… 本来の予定よりは早めて5月19日になったと聞いております。
ということは… おそらく6月か7月あたり、南海トラフ巨大地震は必ずややって来るのでしょう。
繰り返しになりますが、私共は地震が起きませんように、被害者が出ませんようにという気持ちでお護摩をお焚き上げするけども、過去の例からいうと地震は起きますし、被害者も出ます。お護摩を焚かないよりはましになるという程度です。
絶対に助かるのは阿含宗信徒だけなのです。それは一人一人が助かるための徳を持っていなければ、助からないからなのです。
本来の阿含宗の目的は因縁解脱して成仏することであって災害の難を逃れることではないのですが、
成仏法を込めた仏舎利宝珠尊御法塔をお家に安置することにより、その人はあらゆる難から守られます。
もちろん入会金、会費も支払わなければならないし、御法塔を置いとくだけではなく毎日毎日勤行をして丁寧に御法塔をお祀りしなくてはなりません。
楽して功徳だけをいただくことは出来ません。
宗教に入るのは抵抗あるなぁ… と思われる方も多いでしょう。なので、せめて護摩木だけでも書いてみることをお勧めします。護摩木は1番安いので1本100円です。
護摩木は供養と祈願の2種類有ります。
供養例 災害犠牲者之霊位、戦争犠牲者之霊位、海難事故犠牲者之霊位、紀伊半島ゆかり之霊位
祈願例 家内安全、国土安穏、世界平和、郷土安穏、地震津波除災、南海トラフ巨大地震鎮護
護摩木は全国の阿含宗道場、連絡所で取り扱っております。
詳細は阿含宗ホームページをご覧ください。
護摩木を書いた功徳によって、きっとあなたも助かるでしょう。
御霊の安らぎなくして国土の安らぎはなく
御霊の鎮めなくして家庭の安穏繁栄は望めない
願わくばこの功徳を以て我らと衆生と皆ともに仏道を成ぜんことを 合掌🙏
懐寒いNimaDawaは、ポイントを使って台湾地震の義援金を寄付しました。
Tポイントを100ポイント、Pontaポイントを500ポイント。
ささやかながら、いつも日本が災害に遭った時に助けてくださる台湾への恩返しです。🙏
ネットで検索してみると、100円単位で寄付出来るようです。
日本経済不況の中、やり繰り大変だとお察ししますが、親日国台湾の為にどうか皆様もポチッとしてくださいませ。
何卒宜しくお願い申し上げます。🙇
昨夜は阿含宗総本殿で万燈供養にお参りしてきました。法要のあとの僧侶のご法話に大層興味深いものがありましたので、一部を皆様と共有したいと思います。
ある時阿難尊者は真夜中に瞑想していました。すると、恐ろしい姿の口から火を吹く餓鬼霊がやって来て阿難尊者にこう言いました。
お前は3日後に死ぬ。回避したければ、1000体の餓鬼霊に供物を施し、1000人のバラモンにも供物を施せ。
そうすれば、その功徳により死を免れよう。
阿難尊者はびっくりして、慌てふためいてお釈迦様のところに飛んでいき見聞きしたことを話しました。
どうしたら、3日のうちにこんなにたくさんの供物を用意することが出来ましょうか?とお釈迦様に泣すがりました。
お釈迦様は阿難尊者におっしゃいました。安心しなさい、そなたにたくさんの供物を、ご法の力で供養する秘密の陀羅尼を授けよう。
お釈迦様がお授けになった真言陀羅尼とは
施餓鬼加持飮食真言
ノウマク サラバ タタギャタ バロキテイ オン サンバラ サンバラ ウン
この陀羅尼の力でたくさんの供物を施すことが出来て、阿難尊者は無事に死を免れました。
めでたしめでたし、おしまいおしまい。
死んでから餓鬼霊になってしまわないように、生きている間に財施法施に励みたいものですね。
昨日撮った万燈の写真です。
来年も万燈供養に行きたいな。早く一年経たないかな?