音響

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半眼の先…。

影の声の様な音…。

仏像の瞳の様な音…。

完璧な無音と、微かな物音、囁き、その狭間の様な音…。
狂気と平安の間…。

嗚呼…。彼方の完全なる存在よ、私の不安の胤、凍てつくような風を、取り去ってください。

彼方から、逃げ出し、放蕩息子のような世界に身を置き、貴方を欺いて生きています。

しかし、私はまだ、貴方の存在を置いて生きていけると、自身に課しているのです。

しかし無性に哀しいのです、私は貴方を愛して愛して止まないからです。

貴方によって生きていた自身を私は知っているからなのです。

涙を…。

聖霊、導き、足跡、香、それらを道標にしていた…。

これは我が儘な自身の尊厳なのであろう。

この想い、葛藤、闘争、感情の濁流の中を、彷徨し過ぎてもう答えが見つからない…。

超然として、歩む世界…。

貴方の居る場所を想いながら、健やかな風と、至高なる香、そして貴方の深淵なる愛を想いながら私は天を常に仰ぎ見る、そして…涙しか出て来ない…。いやただ無性に泣きたい…。

それだけなのであろう。

泣いて、温もりのある腕に抱かれたい、それだけなのであろう。

そして、私はもう眠りたい…。もう帰りたい。

道標

黒き太陽に、白い神、群衆はどちらにも敬謙な使徒…。
そして、黒き息子に白い息子、どちらも従順なる子…。
群集はどちらも欲する。

子等の名前はイーデンにジーザス、一方は不完全なる象徴、そして一方は完全なる象徴…。

群集はどちらにも敬謙で従順なる使徒…。

純粋なる、鏡面世界は月だけ、暗い闇を照らす白き月…。
金か銀のような鏡面を覗き込み、そして刻みこめ、そして知るのだ、世界は殺人が支配していると。

死生観…。

愕然とするほどの根拠のない、絶望感に襲われる…。
生きている事に、疲れている。

希望も願望も欲望も、美意識も審美眼も、そして愛情も持っている。

しかし何故、こんなにも絶望感に苛まれるのか、それも知っている。

この世界が、もう僅かで終焉を迎えるからである。

いわゆる、終末思想なのであろう。まるで道化師のようだ、道端に転がっている、一つ一つに笑顔を振り撒き。
そんな善人のような行為を願い、自身の感情の起伏に堪えられず、そして、神秘主義思想に傾倒し、この内なる肉体からの完全なる精神を流用した解放が在ると…。

本気で信じている…。

完結された想いと現実世界の狭間で、境界線が解らず、気が狂いそうになる。

心と想い、それに連なる物に隙を与える事ができない。
少しの隙間に、私の絶望感が更なる増大を図り始める…。
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