来年も野村監督が続投、大野ヘッドコーチ兼

投手コーチもヘッドが取れただけで留任、

外部招聘が期待されたヘッドコーチも守備走塁

コーチの高が横滑りと何らやる気を感じさせない

人事で失望しています。3冠投手がいながら

この体たらくで普通なら最下位の成績、これで

誰もお咎め無しとは全く信じられません。


ニュース報道では野村が日南で地獄の秋季

キャンプを敢行中とのこと。初日からいきなり

1時間以上もダッシュ走を課し、故障持ちの

末永外野手が腰痛で早くもリタイア、通常の

歩行も困難で帰広するそうです。野村は「苦しむ

中で実戦で生きる精神力を身に付けよ」と訓示し

ているのですが、時代錯誤の感は否めません。

以前達川監督・大下ヘッドコーチ体制で同様の

ことをしていますが、結果チームは低迷しました。

昔ならともかくいまどき精神力で勝てなどどいう

野球が通用するはずがありません。


こういうことを言うと、落合中日も厳しい練習を

しているなどという声が出てきそうですが、

落合のような超合理主義者が単なる精神論に

依存した故障者を続出させてチームを弱体化

させるような練習をするわけがありません。

本当に必要なことをそれぞれの選手に合わせて

行っているというのが実態です。残念ながら広島

の猛練習は自己満足のための練習であって、

勝利にはつながらないといわざるを得ないと

思います。こういう非合理な練習はブラウン時代

に一掃されたはずなのですが、また亡霊が戻って

きてしまいました。本当に残念です。


練習で故障するのは選手が悪いという人には

下記の記事を読んでいただきたいと思います。

昨年の秋季キャンプでの監督のコメントがレポート

されています。

http://news.livedoor.com/article/detail/4578472/



自分にあった練習をしたいと選手が申し出てもそれを

一喝して受け入れない新人監督。これでは選手も

たまったものではありません。故障して選手生命を

棒に振るかもしれないのにリスクを犯してまで過剰な

練習をさせられる。実績の無い新人ならともかく

レギュラークラスも含めた全員に同一のメニューを

課すのもどうなんでしょうか。ちなみにこの記事には

野村がヒューバー獲得で何をしたかについても書かれて

いますが、これだけでも野村の責任は重大で、

同時にヒューバーの不振を予期していながら何も

手を打たなかった球団の責任も問われます。


球団の体質という点に関しては面白い記事がありますので

ご紹介します。


http://news.livedoor.com/article/detail/4790297/


ファンは球団の黒字経営などは望んでいません。

さすがCARPと誇れるようなチームになって欲しい。

ただそれだけです。このままだと日本プロ野球の

お荷物球団と言われてファンも離れ、横浜の

ような運命を辿ることだって十分ありえます。


もうひとつ、以前野村が日本テレビの解説者時代に

ブログを開設していました。ご存知だった方も

おられるでしょうか、私は偶然そのサイトを見つけました。

http://www.htv.jp/weblog/nomura/2008/10/post_62.html


「プロスポーツは結果が総て」とおっしゃっていますが、

そう思うのだったら今年のこの結果はなんなのでしょう。

いまだにファンへの謝罪の言葉はひとこともありません。


このブログでもうひとつ興味深かったのは下記です。

http://www.htv.jp/weblog/nomura/2008/07/post_60.html


「シーボルのホームランは競馬で言えば万馬券を期待する

ような感じ」と発言しています。このことばどこかで聞いた

覚えがありませんか?野村は6月の中日戦でヒューバーが

ホームランを打ったときに万馬券が出たと大喜びしています。

http://www.daily.co.jp/baseball/2010/06/28/0003140009.shtml


万馬券に期待する采配に疑問を呈しておきながら,

自分が連れてきた外人がたまに活躍すると大騒ぎ。

このエピソードひとつをとっても野村が将の器でない

ことがおわかりいただけると思います。




今年の日本シリーズは第1・2・5戦の

地上波での中継がありません。代わりに

放映されたのは昨日の場合はTBSの世界

女子バレー。放映権をもっていたTBSは

日本シリーズではバレーより視聴率が

取れないと判断したようです。そんな放送局が

赤字の野球チームのオーナーを続けている

ことはとても不思議なことです。


日本シリーズといえば一昔前までは

国民的行事と言ってよいくらいの一大

イベントでしたが、いまや当該チームの

ファンぐらいしか関心をもたなくなって

しまったようです。今回仮に巨人か阪神が

日本シリーズに進出していたとしても、

視聴率的にはいまひとつだったことでしょう。

なぜこんな状況になってしまったのか、

プロ野球関係者はもっと危機感をもたないと

いけません。


私は以前のブログにも書きましたが、

直接的にはCS制度の不合理が最大の原因

だと感じています。リーグの優勝チームが

日本シリーズに進出できないのはやはり

おかしい。このことが日本シリーズの価値を

低下させ、当該チームのファン以外は関心を

持たない状況を招いているといえます。


大リーグ(MLB)のように地区ごとにリーグが

分かれていてそれぞれのレベル差もあるという

状況であれば、優勝できなかった2位チームを

ワイルドカード(最高勝率)で救済するという仕組み

にも合理性があります。日本のCSは単に興行が

盛り上がるという事情で行っているだけですから、

制度上の根拠がありません。今年で言えばソフト

バンクはリーグ優勝しても日本シリーズに出場

できないし、ロッテは3位なのに日本シリーズで

リーグ代表として戦っているというのはどこか変です。

前のブログにも書きましたが、CSと日本シリーズを

分けずに最初からセ・パのチーム同士が戦う

日本一決定リーグ戦とするのが自然なのでは

ないでしょうか。


ちなみに2004年にパ・リーグがプレーオフを

導入した際には、プレーオフの優勝チームが

リーグ優勝というルールでした。その後プレーオフに

反対していたセ・リーグが人気にあやかろうと追随、

CSシリーズ導入となったときに、リーグ優勝と

CSの優勝は別物とするという改定がなされた経緯が

あります(本当はCSなどやりたくなかったナベツネ

がそのように変えたという噂も)。これでCSの位置

づけがあやふやになってしまったわけです。本当に

節操が無い人たちです。


リーグ戦とCSが別物と言うのならば上位チームに

アドバンテージをつける必要もないと思うのですが。

開催もホームアンドアウエー方式にして公平な

ルールで戦ったほうが興行も盛り上がります。

今の制度はリーグ戦の結果を中途半端に

反映したものになっておりご都合主義といわざるを

えません。日本野球機構(NPB)の本音は、

本当はCSなどやりたくはない、でもお金になるから

やらざるを得ない、だから仕組みはどうでも

よいということなのでしょう。そんな魂胆が見え見え

なのでプロ野球ファンから愛想をつかされて

しまっている、それが地上波で日本シリーズが

放映されない理由です。



追伸


昨晩の第1戦、BS中継を見ましたが、試合自体は

ロッテの伸び伸びとした戦いぶりが新鮮で面白い

内容でした。仕組みをきちんとすれば良識ある

野球ファンは関心を取り戻すはずです。


ついでに今朝MLBのワールド・シリーズ

「レンジャースvsジャイアンツ」もBSで見ました。

お目当ては昨年まで広島に在籍したルイスの

ピッチングでしたが、8回2/3で2失点で見事に

勝利、素晴らしい内容でした。広い球場で豪快な

アーチが飛び出し、160キロ近い速球を投げ込む

投手が登板したりと見所が満載。初回から送り

バントを使ったりする日本の野球を見慣れた

人間からすると、MLBは別世界のスポーツですね。








ロッテがソフトバンクを破り、日本シリーズへの

進出を決めました。ロッテの戦いぶりは本当に

見事で賞賛を惜しみませんが、ただロッテは

あくまでクライマックスシリーズ(CS)で優勝した

だけで、パ・リーグのレギュラーシーズンの優勝は

ソフトバンクです。その一番価値あるシリーズを

勝ち抜いたチームが日本シリーズに出ることが

できずレギュラーシーズン3位のチームが出場

できてしまうというCSの問題点が改めて提示された

ともいえます。


ちなみに今日からセ・リーグのCSシリーズ中日と

巨人の戦いが始まりますが、仮に巨人がCSで優勝

してしまうと日本シリーズは3位チーム同士の争い

となります。これはいくらなんでもどうなんでしょうかね。


もちろんCSシリーズ導入で良い点もたくさんあったと

思います。日本シリーズ進出を賭けた短期決戦での

真剣勝負は本当に見ごたえがありますし、これにより

シーズン終盤の消化試合が減ったこと、ファン無視の

個人タイトル獲得のための敬遠合戦などがあまり

見られなくなったことなどもよくなった点です。


とはいうものの1位のチームがレギュラーシーズン

終了から何日も待たされてゲーム感を取り戻せない

まま下位チームに敗れてしまうということが現実に

起きているわけで、CSを継続するにしても根本的に

仕組みを見直す必要があるでしょう。


個人的には3位のチームにまで参加の権利を与える

のはちょっと甘すぎるのではないかと思っています。

例えば1位のチームと別リーグの2位のチームが

対戦して勝ったチーム同士が日本シリーズを争うように

するとか、思い切って球団数を増やして3リーグ制にして

各リーグの優勝チームと2位の3チームから最高勝率の

球団をCSに参加させるとか、まあ他にもいろいろ

やり方はあると思うのですが、改革委員会を設けるなど

して検討して欲しいですね。


ついでに言うと、最下位のチーム同士による最下位

日本一決定戦なんていうものもあってよいかもしれま

せん。弱いチームに自覚を持たせるためには意外と

効き目があるのではないかと思ったりします。