面白い話、不思議な話、ワイルドな話

面白い話、不思議な話、ワイルドな話

自然を愛し、山を愛し

人を愛した賢者です。

表にはあまり出ることを

望まなかった

隠れた賢者の

言葉を書いてみます。

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えびす顔のお父さんを
今後は、蕃司(ばんし)と呼ぶことにします。


自分が実家に帰った時に両親に話した。
友達と釣りに行って


その日は友達の、彼女の家に一泊させてもらったこと
そして、


翌日白髪頭の、目がクリッとして
しっかり者のおばあさんが
ばんしに話したこと

その話を


両親にしたら
突然二人が固まった。



母親が奥の部屋に走って、タンスをごそごそして
引っ張り出して持ってきたのが


古い古いアルバムだった。

白黒の写真に写っているのが

ひいおばあさんだと言って
よく見ると、


あの時(ばんし)が言った、姿と顔は言ったとおりだった。


三人は
チョット背中がぞくっとした。


「どうして分かるの?」

「どんなお仕事の人?」

「何をされている方?」


「友達の彼女のお父さん、がそう言ったの?」


母親は機関銃のように自分に質問をあびせて来た。



「そう、友達の彼女のお父さんが、そう言ったの。」

「この子を頼みます。」


「とも言ったらしいよ・・・・・。」


「不思議なことが有るものだ、自分たちも

ひいおばあさんの事は忘れていた。


昔、おじいさんに聞いた事が有って
写真が残っていればとさがしたの。」


「この家が、今日有るのはそのひいおばあさんが
しっかり者で、頑張ったお陰だったんだと

おじいさんから聞いたことがある。」と

父親がつぶやいた。


その人は普通の人か・・・・・?

父がい言ったので。


「うん、普通の人。」


・・・・・たぶん

と答えた。



「最近パチンコにはまる男が多いらしい。」

「小遣いを増やそうとして、彼女に内緒で給料をもらうと
パチンコに行って、すってんてんにやられて、次の日から
お金がなくて困るような男が多いらしい。」

そういって
友達の彼を見ると

赤い顔して、テレ笑いしていた。

どうも、ずぼしだったらしい。


「わしの話は、たとえ話だから、たとえ話として
聞いてくれよ。」

と、又大笑い。

「ばくちの好きな男には、口うるさい彼女がひっつく事が多い、
そういう女性は手際がいいが、そそっかしい人が多いんだ。」

「あ、しまった。そういって風呂場に走ってみると
風呂がぼこぼこ音を立てて湯気が出ている。」

当時はガスのお風呂で、

手で止めなければいつまでも


火が消えない仕組みのお風呂だった。


「ばくち好きの男にはこういった女性と縁が出来るな。」


そういって彼女を見ると

「もー、そんな事、言わんでー。」

と、大笑い。

「たとえばだよ。例えばの話だ。」



皆、くすくす笑う。

彼女達の日常を見たことでもあるかのような

話が出てくる。

「今日は土曜日だから二人夜もゆっくり出来ると、彼女が思っているのに

10ぐらいにテレビ見ながら眠むってしまって、

次の日彼女がふくれたりするんだ。」

「そういう男もいるな。」

下を向いてテレ笑いの彼氏。




彼は油断するとすぐに眠るくせもある。


お父さんは一度も彼女の家にも


彼氏の家にも行ったことはない。


どんな風呂かも知らないのだ。