私の夏の悩み。
花火大会。お祭り。

娘の気持ち。
行きたい。誘って欲しい。

毎回心臓に悪い。娘は自分からは誘えない。でも、誘ってくれる人もいない。
だけれど、みんなで行きたい。

いつも登場する唯一の友達にだけは声を掛けられる。それでもかなりの勇気で。

今回は地域のお祭り。
毎年行くけれど、去年は、すぐ帰ってきてしまった。
まさか、今年、行くとは思わなかった私。

なんだか、張り切っていて、「誰に会えるかなあ。」なんて言う。
誰にも会いたくないっていつも言うのに。

出掛ける30分くらい前に、「〇〇も一緒にいい?」とラインが来たそうです。
「そんなの、イヤだって言える訳ないよ。」と複雑な表情の娘。

娘は、急な変更が苦手。
その上、その〇〇ちゃんは、一緒に受験して「一緒に通おうね。」と話していた子。
落ちたのは娘だけだから、その子は娘が行きたかった高校に通っている。

ずっと引きずったままの娘が、どんな風に会うのか。

楽しんでおいで!と笑顔で送り出したけれど、、、。
やはり。
1時間程すると、私にメールの嵐。

つらい。帰りたい。1対2だよ。
私のいる意味ない。無理。きつい。
死にたい。
沢山の同級生にあった。後輩にもあった。
もう無理。

「帰っておいで。」と返しても、「無理。」と言う。
まあそこで、プイっと帰って来てはまずいだろう。それもできないだろう。
どんな気持ちでいるのかと、私も沈んでしまう。

泣きそうな顔で帰宅した娘。
「疲れた。」と言ったきり、お祭りの話は何もしない。

布団に入った途端、いつも出てくる女の子2人で会話を始める。
それで、バランスを取っている様子。
『俺』が出て来てもおかしくない状況。
本人に戻って、自分の頭をグーで叩き出す。

「しにたいよ」と泣く。
「私が傷ついてるかなんて、誰も知らないんだよ。」
「私だってみんなみたいな高校生活したかったんだ。」
「何で悲しい事って、忘れられないの?」

「そうだよね。」「疲れたね。」
そんなことしか言えない。

心の中では、「そんな所に行けば、イヤな思いするに決まってるじゃない。」「いつものことで、こんな気持ちになるのは分かってたでしょう。」「みんなだって、傷つけようとしてる訳じゃないよ。」等々呟いていました。

ホントはね、堂々としていなさい。負けるな。頑張れ。って発破かけたいけれどね。

頑張れは禁句だというから言わないけれど、
応援しているよ。

まだ、立ち直る術をみつけてあげられないのだけれど。ごめんね。