さて、あれよあれよと気づけば10年
新卒から、ずっと同じ会社・同じ業界で働いていました
同じ会社に10年もいると、立派な古株ですよね
色々なお仕事を任せてもらえるようになります
・・・押し付けられてるが正しいかもしれませんが
今日は、レンジフードフィルターの豆知識でもお話ししましょうか
レンジフードのお掃除ってどうしてます?
使い捨て100円ショップのフィルターを使っているって人かなり多いんじゃないかなって思います
一般的によく売れる時期はレンジフードフィルターがよく売れる時期は
4月と年末
4月は新生活を機に新しく新調しようとする人
年末は大掃除で新しくしようとする人
が多いというデータがあります
レンジフードは、油物の料理をよくする家庭ならお分かりの通り
油やホコリでベッタベッタになります
それを簡単に貼って剥がすだけで、綺麗にできるならっと
お掃除、お片付けブームの昨今にSNSなどで話題になり愛用の方も多いのではないでしょうか
ここからは、そんなレンジフードフィルターの裏話です
レンジーフードフィルターには3つの大切なポイントがあります
1つ目はもちろんホコリやゴミがとれるかどうか
フィルターは一見すると、綿を平らに伸ばしただけの様に見えますが、実はあれは不織布で
うすーく4層ぐらいに重なってできています
単なるフワフワの綿ではありません
その4層の間でホコリや油汚れをキャッチするんですね
2つ目は通気性がいいかどうか
レンジフードの本来の目的「換気」がしっかりできないといけません
換気を妨げるほど、分厚く空気が通りにくいフィルターは本末転倒です
この部分もなかなかの企業努力をされていて、驚かされました
顕微鏡で見てみると分かるんですけれども、売っているフィルターによって空気の通り道が出来ているフィルターとできてないフィルターがあるんですね
それを知らずにフィルターを付けた気になっていても
いつまでたっても換気されない(臭いが取れない)
なんてことになってしまいます
3つ目は火に強いかどうか
レンジフードの下は、コンロ
つまり火ですよね
IHを使用している人は、関係ないかもしれませんが
ガス火の場合、何かあったときに火に強い方がいい
火に強いことを業界では「難燃性(なんねんせい)」と言っています
この難燃性にも2種類あって、
①フィルター自身をとかして火を食い止めるタイプ
②そもそもフィルター自身が燃えにくいタイプ
①は自分自身溶けたあっつあっつのドロドロに溶けたフィルターがボタボタ落ちてきて危険です
②は火を近付けると少し溶ける程度です
この実験動画を見た時、ゾッとしました
火が出ないと分からない事ですが、一応難燃性の高いフィルターを採用しておいた方が身のためです
また、中国製のほとんどはこの①を難燃性として謳っていますので注意が必要です
やっぱり日本製に限るなぁ、日本の企業努力すごいなぁと感じた1日でした