こんにちは、藤澤です!
今日のテーマはアトピーです!
アトピーは、遺伝的にアレルギー体質の人や皮膚が弱い人が、ダニ、ハウスダスト、化学薬品、食品、ストレスなどによって皮膚に慢性的な湿疹が出る病気です。
アトピーになってしまう詳しい原因は分かっていませんが、明治、大正時代にはなく、昭和になり環境汚染が進んでから出始めた病気で環境要因が考えられます。
現在では、子供の10%程度がアトピーの経験があると言われています。
幼少期に起こりやすく、顔まわりや、ひじ、クビ、手首など汗をかきやすいクビレの部分にジュクジュクした湿疹ができます。
大人になるにつれて症状が改善する傾向にはありますが、アトピーの原因が個人個人で全く異なるため、大人になってから酷くなったり、再燃してしまう事もあります。
悪化すると、身体を動かすだけでも皮膚が突っ張って痛みがあり日常生活に支障が出てしまう事もあります。
アトピーの仕組みとしては、
通常、皮膚はこんな感じで何層も重なっています。
この青で示しているところが主にバリア機能がありますが、アトピーの人は肌が乾燥しやすくて、皮膚の間に隙間が空いてしまう事で、皮膚の中の水分が蒸発してアレルギー物質が入り込む為、湿疹がでます。
バリア機能が下がった皮膚から、皮膚に常にいる常在菌(じょうざい きん)の黄色ブドウ球菌という感染症の原因にもなる菌が皮膚の中に入ってしまいアトピーを引き起こす事も分かってきています。
バリア機能のある層まで、黄色い神経が通っているのが分かると思うんですが、表層が崩れてしまうと、その神経が剥き出しになってしまうので、熱いお湯に浸かったり、化粧水をつけたりすると染みてしまいます。
刺激物を使わずワセリンなどで保湿する事が推奨されています。
乾燥しやすい冬や、汗をかきやすい夏に症状が悪化することが多いです。
アトピーの人は免疫物質「IgE抗体」を作りやすい体質です。IgE抗体とは分かりやすく言うと、アレルギー物質を倒すために身体の中で作られる対アレルギー物質用の武器なんです。
普通はこの武器は血液中にそんなにないんですけど、アレルギー体質の人はこの武器が血液中に大量にあるので、異常に反応してしまって、痒みを出すたんぱく質の一種インターロイキン31(IL―31)を大量に作り出します。
これを皮膚細胞の受容体(命令を受け取る部分)で受け取ってしまうと皮膚に炎症が起きてしまいます。
そしてアトピー特有の強烈な痒みが出てしまいます。
最近、このインターロイキン31(IL―31)が受容体に受け取られる前にブロックするという仕組みの新薬が開発され、重症の人に痒みの改善が見られたそうです。
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アトピーは治せるの?
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アトピーは完全に症状が無くなるということは少ないと思います。
基本的にアレルギー反応が起きやすい体質の方がなるので、根気強く対処していく必要があります。
特に、人それぞれアトピーの原因が全く異なるので、自分のアトピーの原因を突き止めて減らしていく事が大切です。
例えばダニに反応しやすければ、家具を革製のものにして、ダニのいる場所を減らしたり、布団や部屋などをこまめに掃除してダニ自体を減らすなどをします。
それ以外にも、症状に合った強さの外用ステロイドをかかりつけの皮膚科で処方してもらって、しっかり使い切る。
見た目が綺麗になってきても、皮膚の下の炎症は続いているので、必ずお医者さんの処方した期間使い切る。
あとは皮膚の常在菌をなるべく減らすためお風呂でしっかり身体を傷つけない様に泡で洗う。
などがスタンダードな対処法になります。
世の中には沢山の民間療法がありますが、子供のアトピーの場合、民間療法を経由した経験のある人は、民間療法を経験していない人より初診の時の重症度が高く、世話をする保護者の生活の質も低い(子供のケアが大変で生活がケアで圧迫されている)という研究結果が出ています。
重症だったから民間療法を受けたのか、民間療法を受けたから重症度に影響が出たのか順序は分かりませんが、
民間療法を経由しているグループは、自己判断でステロイドの使用を中断してしまう人が多く、ステロイドに対する不安や恐怖が原因と考えられています。
このようなステロイドに対する不安や恐怖を持つことをステロイドフォビア(ステロイド恐怖症)と言います。
ステロイドを使うことによる副作用が強調されて書かれることも多いですが、それは全ての薬が同じです。
過ぎたるは及ばざるが如し
どんな薬も用法用量を守らなければ必ず良くない反応が出てしまいます。
特にステロイドは、内服薬のステロイドの強い副作用と外用ステロイドの副作用が、さも同じかの様に書かれる事が多いのですが、外用ステロイドで強い副作用が起こる事はあまりありません。
外から塗っているだけなので、成分が身体から抜けるのも早く、使用を中止すれば出ている反応も治ります。
そして、外用ステロイドはアトピーの根本治療ではなく、ジュクジュクになっている炎症を抑えるために使っているので、必要な強さを必要な期間使う事で炎症を抑える事が出来ます。
ただし体質が変わる事は無いので、再燃する事は想定の上で、また湿疹が出てきたらその時の症状に合わせてまたしっかり薬を塗っていくという対処療法になります。
診察もせずに薬を出すような人に当たれば、処方されたステロイドの効果も疑ってしまうのは当然です。
整体師でも、施術内容は同じでも施術者に対する信頼度によって症状の緩和具合や、ほぐれ具合も変わってきます。
大切なのは信頼できる皮膚科の先生を探して、一緒に治していく事ですね。
色々なサイトやアプリがあるので、アトピーでお悩みの方は是非見てみてください。 では!
アレルギー性皮膚炎の情報紙
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アトピー性皮膚炎の情報サイト「QLife アトピー」
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