ある日の午後
RちゃんからLINEが
「おはよう げんき?」
まあ、何でもない
いつものご挨拶だけど
普段なら夕方とか出勤時に送られてくる
定例のLINEが14時頃にきた
彼女とは Private PPと称して
自宅に招かれ
飽きるほどソクソクして
その後も数回デートしてる仲だ
けど彼女の家もお店も遠くて…
すっかり足が遠のいていたのだが…
そんな彼女がいつもとは
異なった時間にLINEを送ってきた
「どうしたの?今日は早いね」
「いま ひるの しごとおわったの」
「つかれた…」
「そっか、おつかれさま」
「ねぇ? いま なにしてるの?」
「何って、仕事してるよ(笑)」
「あえないかな?」
「はなし きいてほしいの」
いつもなら遠いし面倒臭くて
断るところなんだけど
何故か?この日は
いまいち思うように仕事が進まないし
ふと 「行ってみるかな?」と
思ってしまった
「わかった、今から行くよ」
本当に我ながらアホだと思う(笑)
時短するために高速道路をひた走り
彼女の待つ街へ車を飛ばします
彼女の良いところは
私が知るフィリピーナの中でも
唯一、時間はキチッと守るって事
待ち合わせた時間の5分前には
ちゃんと待ち合わせ場所に来ました
「ひさしぶりね」
「今日はどうする?」
「はなしある けど…」
「あなたにまかせるよ」
「じゃあ静かな所がいいね」
そう言われたら
ホテルへ行くしかありません(笑)
一先ずはやる事はやって…
話を聞きます
その内容が…
彼女はいまお母様と同居中してます
お母様は日本人の旦那がいるんですが
現在は別居中
その旦那さんが高齢で病気を患い
その看病をする為にお母様が
その旦那さんの所でまた同居するそうです
そこで1人暮らしになるRちゃん
昼夜の仕事場に不便な現在の住まい
そこを引き払って便利な場所で
新たにアパートを借りたいとな
「ちょっと おかね たりないの…」
あぁ
ヘルプ要請ですね…
「ひとりなったら」
「あなた いつでも くる できるし」
「おねがいします…」
うーん…
確かに一人暮らしをしてくれたら
かなりメリットがありそうだけどね
車で来て飲んでもそこへ泊まればいいし
「で?いくら足りないの?」
「10まんえん です…」
「へっ?」
なんだそれだけか(^^;;
それで彼女の家へいつでも泊まれるなら
これは出すでしょ!
「わかったよ 出してあげるよ」
「ほんと!!!」
「ありがとう!!!」
こうして
なんだか別宅みたいな物が
出来ちゃいましたが
良かったのかな?