「もう外に出れないならウチで飲も」


そう誘ってくれたR嬢


いきなり自宅かよ…


とは思ったけど怖くて外に出たくない
って言うんだから仕方ない


いよいよお招き頂き行ってきちゃった

彼女の家は意外と遠く
車で2時間はかかる

「ご飯は作っておくから」

とは言うものの
お招き頂いた身としては手ぶらで
行くわけにもいかないので

途中のスーパーでお酒と刺身盛などを
購入して向かいました

到着するとそこは2DKのマンション

「いらっしゃい!」

母親と2人暮らしと言う彼女の家は
整理整頓が行き届いてて好印象だった

「いまお母さん出かけてて2時間くらいで
   帰ってくるから」

いきなりの2人きりの
チャンスタイムだけど

これから酒盛りの準備って雰囲気の中では
ロマンチックな展開は持てなかった💦

取り敢えず飲もうって事で
カンパイ

テレビの方を向いて
ローソファ?って言うのかな?
座椅子みたいなソファに2人並んで座り

うん、お店のそれと同じシチュエーション

おぉ!プライベートPPだ!

テレビを観ながらおしゃべりしながら
Kili Kiliを触りながら

飲んでいるとお母さんが帰宅

「おぉ!クヤ!何でここいる⁉︎」

「!!!!!!!!⁉️」

なんとお母様は某店のチーママだった💦


「なんだ、友達くるってアナタかあー」
「はははは〜」


こんな事ってあるんだ…
しかもその某店に指名嬢がいて
お店での所業は全て知っているお母様

ちょっとバツが悪かったけど
それはお店での事とお母様も笑い飛ばして
くれてる感じだった

それにこの親子も同じ街で別々のお店で
働いている事を知ってる人間は少ない
らしい

隠している訳じゃないけど敢えて
言ってもいないそうだ


こうなると一気に和やかな雰囲気に

お母様も交えて

「カンパーーーイ!」



こうしてプライベートPPは
始まったのであります



〜 つづく 〜