「ワタシ サクラ ミタイデス!!!」
目を輝かせてNちゃんは言いました
日本へは3回目の彼女
今までは桜の季節に当たった事が
無いから一度も見た事がないとか
「わかった!次の同伴はお花見だ!」
「ワォー!ウレシイ デス!!!」
こんなやり取りから数日後
2度目の同伴の日を迎えました
今日はエスコート嬢も付かない
2人きりのデート
桜をどうしても見せてあげたい
って気持ちと
今日こそは!
と言う下心
複雑に気持ちが交差して前夜から
眠れませんw
そして当日
私は夕方の待ち合わせまで時間があるので
仕事でちょっと確認したい事があったから
一度オフィスへ立ち寄ります。
すると休日だと言うのに電話が鳴ります
休日とわかっていて掛かってくる
電話にろくな事はありません
無視して一度ベルが切れます
「よしよし、切れちゃったんだから仕方ない」
と自分に言い聞かせPCの電源を切り
さぁ出かけよう!
ってタイミングでまた電話が鳴る…
天使と悪魔が脳裏に現れます
「そんなの無視してしまえ〜😈」
「Nちゃんが待ってるぞ〜」
「ダメよ!仕事が先よ!👼」
「電話に出なさい!!!」
うーん…どうしよ…
そしてこの後
電話に出た事を後悔します。
お客:
「あ〜電話に出てくれた!」
「良かった〜」
「実はトラブルでかくかくしかじかで…」
「来てくれませんか⁉︎」
「じゃ無いと休日明けに大混乱です!」
私:
「………」
「いやですね…今たまたま事務所に
立ち寄っただけで…」
「今日はこの後に予定がありまして…」
「そこを何とかお願いします!」
「トラブル解消しないと数百人からの
従業員が休み明けに何も
出来なくなるんですよ⁉︎」
うーん…
電話に出なきゃ良かった…
知らなければ何事も無いんだけど
知ってしまうと…
Nちゃんとのウフフと
何百人もの人の仕事への影響
そらぁNちゃんでしょー!
って言える強さが欲しい…
悩んだ挙句に私は
「わかりました、何とか調整して
数時間後には伺います…」
そしてNちゃんにはキャンセルの
メールを入れて
仕事の準備に取り掛かる
するとNちゃんから入電
「honey ダイジョブ デス」
「シゴト ダイジ ナ」
「ガンバッテ キヲツケテ イキナサイ」
なんて優しい子なんだ…
その後も
よし!
仕事を早めに終わらせて
お店へ会いに行こう!!!
と息巻いて仕事へ向かいましたが
中々手強いトラブルで💦
終わったのは夜の12時を回っていた
お店は4時くらいまでやってるけど
疲れもあって今からはとてもとても…
本当にごめん!Nちゃん!
とは言え
この暖かさで桜が一気に開花してます
早く代替え日を設定しないと散ってしまう
やっぱり桜を見て欲しいからね
何とかしなければ