年が明けていよいよ本番。
センター、私立、そして国立2次と一気にたたみかけた。
もうその大学の過去問だけで大丈夫!余計な勉強はしない、と決めていたので集中がふらつくこともなくなってきた。
もう一発勝負の本番なので、必要以上の勉強はしない、さらに周りの環境に惑わされないと強く決めていた。
なので、とは言ってはへんだがセンター本番で着席してから始まるまでの10分くらいの沈黙はチョコレイト・ディスコを脳内再生してディスコと何回言っているかを数えていた。
直前に勉強で余計なこと考えて不安になるよりよっぽど良かったと思ったから。
私立受験のときは会場までずっとPerfumeを聞いていた、これもリラックスのために、単語帳を流し読みしながら。
2次試験では一部休み時間でも聞いていた、自分の世界に入り込むために。
こうして、ボクの受験生活は終わった。
厳密に言うと後期試験の可能性があったので勉強はだらけない程度にしていた。
プロフィールの通り、結果は良いほうをいただきました。
当時の担任のおかげでもあり、支えてくれた家族、塾の先生などなど今でも感謝でいっぱいです。
受験生活と共に後半勉強に駆け抜けた高校生活も終わりです。
卒業式の後、クラスにもどって一人一言みんなの前で言う時間が取られた。
ボクはその時こんなことを言った
「このクラスだからこそ受験を乗り切れたと思っています。勉強以外にも学校行事でも思い出を作ることが出来ました。文化祭では本部の仕事であまり顔を出せませんでしたが、Dream Fighterはとても心に残っています」
後付だが「夢の戦士」ということであの場で、大きな事を終えた場面でこの言葉を言ってよかったなぁ、と今では思える。
教室を後にして、自転車置き場に向かう途中に話しかけられた。
「あの、私のこと覚えていますか?」
学年証を見ると一年生の女の子だった。失礼ながら分からなかったのでこう返した。
「ごめんなさいね、ちょっと覚えてない・・・」
女の子「球技会のときにお会いしたものです。」
と、球技会と聞いて一発で思い出した!!直角二等辺三角形をわかってくれた女の子だ!
女の子「あの、ちょっとPerfumeについてお話したくて・・・もう今日しか機会がないと思ったので、時間もらってもいいですか?」
ボク「構わないよ、でもそんなに詳しくはないと思うけど・・・」
女の子「ありがとうございます!今度新曲出るの知っていますか?」
ボク「あ~なんとなく・・・タイトルとかわかんないけど・・・」
女の子「ナチュラルに恋してです!あとファンクラブとかには入っていないんですか?」
ボク「入っていないなぁー、えっ、(キミは)入っているの?」
女の子「はい!入っていますよ!」
ボク「それってお金とかかからないの?」
女の子「お金は~かかりますね。」
ボク「そうか、お金かかるとなると親に相談しないとキツイからね。親に言うのはちょっとなぁ・・・(笑)」
女の子「ウチは家族も認めてくれているんで♪」・・・・
と、とりとめもない話をしたが女の子は少なからず勇気を出して話しかけてくれたことであろう。純粋にうれしかった。
ファンクラブ・・・有りはするだろうな、と考えるだけでもちろん受験中は考えもしなかった。
でも、今後の生活を具体的に描いてみた。受験中の想像とは違い進学が決定してからなので気分は上々で。
東京に行くわけだからライブとか行くとしたら近くなるわけだし、バイトすればファンクラブのお金だって親なんて関係なく入れる。
Perfumeに関してやりたいことが次々と固まっていた。
こうしてボクの1人暮らしが始まった。
オフィシャルサイトからアクセスするときに、今までじゃ考えられないことやってるなぁと感じながらも、早々とPTAに入会しました。
携帯の待ちうけはPerfumeのノーマルな画像にしていました。大学の新たに出会った人たちに待ち受けのことを突っ込まれても、すんなりとこう返せた
「オレはPerfumeが好きですよ!」
アイドルへの偏見、受験という環境、親に見られたくない・・・なんて状況の中、心の中で自然と大きくなっていた気持ちをやっと口に出来た。やっと自分に素直になれた。
気付くとペンを止めていた、あの行動は無機質な恋だった。
アイドルには偏見を持っていた自分のあの反動は嘘みたいだ。
そして、ほんの少しのあの部室での出会いが巡り巡って、受験で無駄にならなかった。
ほんの少しのボクの気持ちも 巡り巡るよ~
繰り返すこのポリリズム あの行動はまるで恋だね
繰り返すいつかみたいな あの感動が蘇るの
繰り返すこのポリリズム あの反動がうそみたいだね
繰り返すこのポリループ ああプラスチックみたいな恋だ
また繰り返す ポリリズム・・・