入院生活の中で唯一の楽しみであっ超人気テレビドラマ「半沢直樹」が終了した。
ラストは全く予想外の結末で、「え、これで終わり?」「まさか!」となった人は私一人ではないでしょう。
続編といわれる「ロスジェネの逆襲」が既に書籍として販売されているので、今回のラストは明らかに続編ありを意識したものでしょう。
大半の視聴者ははドラマの結末に不満ありで「自己の利益の為に迂回融資を指示した大和田常務はなぜクビにならないか」「半沢直樹はなぜ出向なのか」等々
半沢直樹と大和田常務が取締役会で対決していましたが、半沢直樹は約束である土下座を要求します。中野渡頭取は半沢直樹を注意して制止させようとしますが、半沢直樹は土下座の要求を続けて、大和田常務に土下座をさせて父親の無念を果たすことに成功する。
そこまでやる半沢に対して中野渡頭取は人事異動で、派閥の力学と銀行内の融和を優先することを決断した。
しかしながら最大の理由は、中野渡頭取自身の保身でしょう。大和田常務の上を行く一番の悪なんでしょう。
出る釘は打たれる
テレビを見ながら日本楽器から中内CEOに請われてダイエーの副社長になりV革を推進した河島副社長の結末を思い出しました。
結局ダイエーは中内商店から脱皮できず、優秀な人材がどんどん流失奈落の底に落ちたわけです。