うなぎの稚魚(シラスうなぎ)の不漁が原因でここ数年、うなぎの価格が文字通り「うなぎ登り」に高騰しているため、庶民の口には遠い存在になりました。
昨晩、数年ぶりに国産の活鰻たべました。 蒲焼は「串打ち三年、裂き八年、焼き一生」と言われるほど、職人の技がものをいうと言いますが、やわらかくふっくらとした旨味が口の中にひろがり至福の時でした。
輸入物と違って国産うなぎは皮がうすく身が柔らかく脂も気にならず本当にうまかった。
今度食べれるのは何年先か・・・
蛇足ながら職人技といえば、そば打ちにも「水回し3年 のし3月 切り3日」または 「包丁3日 のし3月 木鉢3年」という言葉があります。粉と水を合わせてるだけの水回しが一見簡単そうな仕事ですが一番難しい。
そばの味を大きく左右するのが水回しで、温度、湿度の変化や粉の状況で水の量を調整していくのが手打の職人の技。


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