TEAM NACS Solo Project 5D2

 -FIVE DIMENSIONS II-


安田顕さんと林遣都さんの二人舞台。

役どころやあらすじをはじめとする詳細が明らかにされていない本作。


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カノオとウスダは調理人。

2人はそれぞれ違う国に属しており、ふたつの国は戦争中。

井戸のある厨房だけが緩衝地帯となっていた。

最初は互いに警戒しあっていたが、会話を交わすうちに次第に親しくなっていく。

カノオは娘ヨヨコを殺した犯人を探し、ウスダはリップルさんという女性に恋をしている。

"恨み""恋心"を生きがいに生きる彼らだが、ある日「死の笛」を見つけて吹いたことがきっかけで、2人の状況が変化していく。

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比較的席が前の方だったこともあり、おふたりの表情がよく見えてよかった。

シリアスなテーマのようで2人の会話の中には度々笑いがあって楽しい。

冒頭からある、2人の言葉の違和感。

真実がわかった時、その悲劇に胸が締め付けられるようだった。