『セブン』を観た。

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奇怪な猟奇連続殺人事件を追う、ベテラン刑事サマセットと、志願して殺人課に転属してきた新人刑事ミルズ。
やがてその事件は、キリスト教の「七つの大罪」になぞらえたものだと判明する。

果たして犯人は誰なのか?

そしてその犯行の理由は?

捜査を進めていくうちに、やがて事件は思わぬ方向に舵を切っていく…。

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以前から興味があり、マイリストに入れていた作品。

日本語訳がなく字幕なのがちょっと残念。

 

七つの大罪になぞらえて犯罪を起こす犯人を追うベテラン刑事と新人刑事の話。

作中出てくる殺人手法がどれも人道的ではなくグロい。

そして最後の結末…なんとも後味が悪い。

正義と復讐を天秤にかけた時に、どっちを選ぶかを葛藤する主人公をブラッド・ピットの演技が良い。

 

FBIがすごかった、ということなのかもしれないけれど、いとも簡単に犯人の家にたどり着き犯人と鉢合わせるのはちょっともやっとした。

殺人するのに綿密に計画を立てたり、七つの大罪について勉強熱心だったりする犯人なのに、そこだけうっかりしてたり逃げ回るさまもちょっと情けなく見えてしまったな(笑)