生中
ハイボール
グラスワイン二杯
焼酎ロック三杯
だったと思います
昨夜池袋で呑んだの
呑み過ぎではなく
呑まなさ過ぎでもなく
で
自分的には適量だったのですが
適量だったことが災いしたのか
また
電車が出て一駅目か二駅目で
運良く前の席が空いたこともあり
座るやいなや
眠りに就いてしまいました
で
しばらく経って
たまたま薄く目覚めたときに
たまたま耳に入った
聞き慣れない駅名のアナウンス
自宅最寄駅
オーバーランしてました
四駅も
慌てて降りて
ホームの反対側に立つも
一向に電車の来る気配がないので
案内表示を見ると
とっくに過ぎてました
終電時間
"あーあ、やっちゃったなぁ"
なんて後悔しつつ
頭の中では
自宅までのタクシー料金を気にしつつ
電車の乗越料金も清算しつつ
とりあえずGoogleマップを開き
ロータリーのあるほうの出口から
駅を出ました
駅はまだ新しく
ロータリーも綺麗に整備されたものでしたが
いかんせん周辺が暗い
また
停まっているのも
家族を迎えにきたと思しき
数台の自家用車だけ
タクシー乗り場には
一台の車もありませんでしたが
前に一人だけ立っておられたこともあり
しばらく待つことにしました
が
待てど暮らせどタクシーが来ない
10分ほど待って
これではラチがあかないと気付き
歩くことに決めました
で
ふたたびGoogleマップに目を落とすと
自宅方面は駅の反対側
駅のシャッターを降ろされてしまうと
ずいぶん迂回することになるので
慌てて構内に戻り
反対側の出口に回りました
ら
そこは一面の闇でした
街灯もわずかで
新築の一軒家が整然と並ぶも
まだ空いている土地が多数あり
駅の美しさと合わせて
"いかにも最近できた街です"
といった様子
"ありゃりゃ"
"これは困った"
"タクシーがつかまりそうな幹線道路に出るまで"
"何十分歩かなきゃならないんだろ"
なんて思いつつも
仕方なくトボトボ歩き始めました
ら
気付きました
星の美しさに
闇であるが故ですが
それはまるで昔
軽井沢で観た美しい夜空のようで
坂本九の歌さながら
上を向きながら
たまにGoogleマップに目を落としながら
しばらく歩きました
20分ほど歩いたでしょうか
いまだ幹線道路は遠く
これから先の行程と
翌日の仕事のことを気にしてたら
暗闇の中から一台の車が
「カード?カード?」
空車のタクシーだったのは幸いですが
乗るやいなや聞かれたのが
行き先ではなく決済手段
「カード払いなら乗せないよ」
と言われては困るので
現金で支払う旨を伝え
ようやくシートにおさまりました
結果的にこのタクシー
ご年配のドライバーさんというのもあったのか
地理をイマイチ把握しておらず
越してきてまだ二か月に満たない
土地に不慣れな客の指示で
しばらく走ることになるのですが
車窓からみえる景色が
いつまで経っても住宅街から抜けず
"あのまま暗闇の中歩き続けていたら..."
とゾッとしました
そんなこんなで深夜も深夜
ようやく自宅最寄まで帰り着いた頃には
池袋で散開してから二時間近く経過しており
ちょうど小腹も空いてきたので
ご丁寧にラーメン屋に寄って帰りました
"25:00前のラーメン"
いわゆる
"いちばんアカンやつ"
です
そんなこんなで
"通勤アドベンチャー"
いまだ繰り返している
情けない私から皆様に
TGIF!
