こんにちは、Dr.PZです。前回は旧石器時代の石器についてと、重要な遺跡の名前を勉強しましたね!!

今回から縄文文化に入るのでこれまでをざっくり、確認しましょう。



更新世 ⇔ 完新世




打席石器 ⇒ 楕円形石器

       ナイフ形石器  ⇒ 細石器

       尖頭器




岩宿遺跡 = 相沢忠洋 =関東ローム層

では、今回の内容に入りましょう。



今回は“縄文文化の成立”です。今から約1万年前に更新世から完新世に変わり、氷河期が終わりを告げました。



地球の気候も温暖になり、大陸と繋がっていた日本列島も海面の上昇によって大陸と切り離されました。これにより生物系に変化が起きました。確認しましょう!!



1. 動物の変化 … 大型動物の絶滅と小中動物の繁栄

2. 植物の変化 … 針葉樹林から落葉広葉樹林と照葉樹林へ変化



この二つの変化によって人間の生活も大きく変化していった。

まずは、土器の使用!!つづいて、石器の進化!!この二つを確認しましょう!!


土器は“縄文土器”これはいわずと知れた超有名語句ですね!!



石器は打製石器につづいて、“磨製石器”の登場。



この二つを元に縄文時代を見ていきましょう!!



でも、それはまた次回にしましょう!!

今回は特に環境の変化を忘れずに頭に入れて終わりにします。お疲れ様でした。

こんにちは。Dr.PZです。今回は第5回目です。前回は旧石器時代の証明について、化石の重要性を意識して勉強しました。

相沢忠洋さんは漢字で書けなければだめですよ。

では、今回の内容です。

今回は、石器についてです。

関東ローム層から、打製石器が発見され旧石器時代があったことが判明しました。その遺跡のことを“岩宿遺跡”といいます。これは「相沢忠洋=岩宿遺跡」としておかないといけません。

では、どんな打製石器が発見されたのでしょうか。

l 楕円形石器 … 叩き切る

l ナイフ形石器 … 切断する

l 尖頭器 … 突き刺す

打製石器のほとんどが楕円形石器です。これは簡単に作れるもので、マンガなどでよく見る石のオノをイメージすると分かりやすいでしょう。

ナイフ形石器は、石を割ったときに割れたところが鋭利になることがありますよね!!

ようはあれです。大雑把な説明ですみません。しかし、旧石器時代はイメージが大切ですので・・・あしからず。

尖頭器は「セントウキ」と読みます。ナイフ形と違って石が尖がったりしていたりしますよね!!打製石器は自然の石の特徴を生かしたものですので、今風に言うならオーガニックグッズですかね

さらに、石器の最終形態として・・・

l 細石器 … 小型の石器

細石器は他の石器の半分から10分の1くらいの大きさでより鋭利な刃を骨や木にはめ込み使います。細石器は中国の東北部やシベリアあたりから伝来したと考えられています。

この細石器を含め打製石器は“対大型動物”用の道具です。マンモスやナウマン象に使っていましたので混乱しないように!!

地球はまだ更新世で寒く、陸続き。大型動物が地球の頂点ですよ。

陸から離れるのは完新世になって暖かくなってからです。

では、少し長くなりましたが今回はこれで終わりましょう。

お疲れ様でした。

こんにちは。Dr.PZです。今回は第四回目です。前回は人間の誕生についてやりました。進化の順番と日本列島の人骨化石は忘れずにチェックしておいてください。

では今回の内容です。

今回は、旧石器時代についてです。

人骨化石の発見と同じように、今度は生活風景を思わせる化石が発見されたのです。

発見したのは・・・相沢忠洋(アイザワ タダヒロ)という人です。

彼は考古学が大好きな青年でした。道を歩いては石や骨らしきものを拾い調べていたそうです。そんな熱心な気持ちが奇跡を呼んだのか、“打製石器”のかけらを見つけたのです。これにより、専門家の考古学者が専門的な発掘を行ったのです。すると、ある地層から大量の石器が出てきたのです!!

それが更新世の地層“関東ローム層”です。つまり、更新世の時代に人間は道具を使い生活していたことが証明できるわけです。

化石の大切さがちょっと分かったかな?

じゃ、今日はこんな感じで終わりにしましょう。

お疲れさまです。