裁判所の命令無視、子どもの引き渡しを拒む福原愛さん
卓球界のスターとして知られる福原愛さんが、元夫で台湾の卓球選手・江宏傑氏との子どもを巡る争いで、未成年者誘拐罪で告訴される可能性が出てきました。
この問題は、昨年7月に離婚した福原さんと江氏が、2人の子どもの共同親権を保有しているにもかかわらず、福原さんが息子を日本に連れてきたまま連絡を絶ったことから始まりました。
江氏は、裁判所から出された子どもの引き渡しを命じる審判に従わない福原さんに対して、強制執行や逮捕も辞さない姿勢を示しました。
一方、福原さんは、自身の弁護士を通じて反論しました。
福原さんは、元夫の妨害行為で警察沙汰になったことや、子どもを日本に連れてくることを元夫が承知していることなどを主張しました。また、子どもの幸せを第一に考えているという立場を表明しました。
未成年者誘拐罪での告訴もあり得るという江宏傑氏側の代理人
このように、両者の主張は真っ向から対立しており、子どもの心理的な負担が増すだけでなく、福原さん自身も法的なリスクにさらされることになります。
両者は、子どものためにも冷静に話し合うべきだという声が多く聞かれます。
しかし、江氏側の代理人である大渕愛子弁護士は、今回の事案が刑事事件に該当する可能性に言及しました。
大渕弁護士は、
「昨年8月に出た福岡地裁の判決で、離婚係争中の夫婦が旦那さんの面会交流のために息子さんと会って、約束の交流時間を過ぎたのに帰さずに、自宅に1か月間泊めた事案があった。その事案に関して、未成年者誘拐罪で有罪の判決が出ています」
と判例を説明しました。
そして、
「ただちに引き渡せと判断が出た。それにもかかわらず、なんら返事もしない。このまま引き渡しをしない日々が続けばどういうことになるか。これを正当化することはもはやできないと考えている。任意の引き渡しをしてくださらないなら、次のことを考えなければいけないと思っている」
と述べました。
その〝次の一手〟について
「選択肢としては、未成年者誘拐罪での告訴が考えられると思います」
と明言しました。
子どもを連れて国外逃亡する可能性もあるという福原愛さん
これは、福原さんが子どもを連れて国外逃亡する可能性があるという江氏側の懸念を裏付ける発言です。
(イメージです)
福原さんが日本以外の国に移動することで、子どもの引き渡しが困難になる恐れがあります。
また、国際的な連れ去りは国際社会で強い批判を受けており、福原さん自身のイメージや評価にも影響する可能性があります。
福原さんは刑事事件の容疑者となってしまうのでしょうか。
今後の展開に注目が集まります。
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