保険。

以前は、3つくらい入っていました。

その合計額は、バカになりません。

 

今は、1つだけ。

「終身型医療保険」。

月5000円ほどです。

 

この医療保険も、いずれ、

もっと安いネット型医療保険に変更したいと思っていますが・・・。

 

保険をスリム化できたわけは、

公的な医療保険制度のスゴさを知ったから。

 

「高額療養費制度」

 

たとえば、100万円の治療を受けた場合でも、

収入に応じて自己負担額が9万円くらいになる制度です。

(申告することで90万円以上が還付)

 

たとえば、ガンなどで大手術をする。

薬代や入院費など、医療費が月100万円かかったとする。

でも、この高額療養費制度を利用すれば、

自分が払うのは、9万円程度。

 

ただ、個室に入った場合の室料、食事代は別。

でも、今、入院日数は短い。

 

たとえば、腎臓ガンの内視鏡全摘手術をした人の話。

手術前、手術後合わせて、入院日数は6日でした。

高額療養費制度を使い、食事代、パジャマ代を含め、

本人負担額は11万円ですんだそうです。

 

2016年の厚生労働省患者調査でも、

一般病棟に入院した日数の70.6%が、0~14日です。

 

だとすれば、病気になったとしても、

自分の貯蓄でなんとかなるのではないでしょうか。

 

ただ、高額療養費制度は、

申告してすぐにかかった費用がもらえる訳ではありません。

 

まず、必要な医療費支払い。

高額療養費制度の申請。

払い戻し。

 

この払い戻しに、約3ヶ月かかります。

やはり、初めに相当な額を払わなければならないのか。

 

いえ、この場合も救済制度があります。

「高額医療費貸付制度」

 

払い戻しまで時間を要するため、医療費の支払いに充てる資金として、
高額療養費支給見込額の8割相当額を無利子で貸付する制度です。

 

これらの公的制度を利用すれば、

もう民間の医療保険も、入る必要ない!

いくつかの本を読み、そのような結論にいたりました。

 

あなたも、ご自分の保険を見直してみたらどうでしょうか。