思い出せない。
去年の今頃。
多分彼と出会って初めての年越しで、
年末年始実家に帰って、
自分の部屋に帰ってきて、
また彼に会うのが楽しみで楽しみで、
多分そんな感じ。
離婚して、
もう私の人生なんかどうでもいいって、
誰にも愛されないよこんな私じゃ、
って悲しくて情けなくて、
そんな時出会って恋をして。
付き合ってくれた。
愛してるとか好きとか、
ほとんど言ってくれない人だったけど、
毎日必ずくれるLINEと電話で、
いつもこころを満たしてくれた。
なんて愛情深い人なんだろうって、
優しくて面白くていろんな所へ連れ出してくれて、
大人で。
ぽっこりしたお腹も、
分厚い手も、
柔らかいほっぺも、
大好きだった。
彼の幸せを想うと、
別れるしかない。
彼の幸せを願うなら、
すぐ別れなきゃいけなかった。
あの時、引き止めてごめんなさい。
誕生日に、別れ話になって、
本当にごめんなさい。
ワガママで本当にごめん。
大好きだった。
大好きだった。
どうか幸せに生きて。