先行ロードショウで見てきた。


2015年のアメリカのSF作品で、

原題は The Martian なので、火星人?

原作は2011年のSF小説とのことだ。





大筋は、火星に取り残された植物学者の男が、

孤独なサバイバルを行うということなんだけども、、、

それなりに突っ込みどころはある?

まぁ、これでもか!ってくらい引っ張ってくれる?

そんな感じです。





まぁ、SFですしねぇ。ご都合主義なところも、

それなりにあります。

映画そのものは、面白いしお勧めできる作品と思

います。はい。



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ただ、個人的にはエンドクレジットを見ていて、

なんとも映画の世界の権威主義みたいのがね、

見えちゃうんですよ。


ストーリーの科学的な現実性という点で、

ゼロ・グラビティの時は、腰が引けてたくせに、

監督が大御所のリドリー・スコットだと、

NASAも積極的なんですわね。(笑)



確かに、ゼロ・グラビティの時も突っ込みどころ

は多かったものの、映像としてなかなか良かった

んですけどもね。


この作品では、火星の気圧は地球の1%に満たない

事や、重力が4割ぐらいしかない事には目をつぶっ

ています。


また、船外活動で命綱が無いのだよね。オムツ着用

の有無にこだわるやつらなのに見落としたのかな?

なのに、ストーリーで命綱の長さが足りない~とか

言っちゃうご都合主義は・・・どうなの?


個人的に一番、え¨~!?って思ったのは、、、

地球でスイングバイする宇宙船に地球から補給船を打ち

上げてドッキングさせるストーリーかな?

スイングバイの最もスピードの乗ってる近日点で補給船

とランデブーさせるのは、いささか無理があるんじゃぁ

ないですかねぇ?

そもそも、地球脱出速度まで加速しよう、もしくはして

いる宇宙船に補給船を追いつかせることができるのなら、

単独で打ち上げたほうが速いわなぁ。。。

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まぁ、なんだかんだ言って、

コメディー要素も織り込まれた楽しい作品ですかね?



☆☆☆★★