2009年のアメリカ映画で、これも監督さんと脚本が同一人物
の作品。こういうのって流行っているのかねぇ?

しかし何というか、、、この間抜けな邦題のつけ方はなんとかな
らんもんなのかねぇ? この映画の原題は「Adam」なんだけ
どもねぇ。。。全然、宇宙は(にも?を?)恋しとらんし。。。

「ナポレオン・ダイナマイト」→邦題「バス男」→後にバスとは
ほぼ関係ない事が不評で原題に沿って「ナポレオン・ダイナマイ
ト」に変更される。
「ハロルド」→邦題「13歳のハゲ男」(ただし、これは内容に
沿っている)。

なんちゅうか、、、毎度毎度のことだが、、、邦題おかしい。。。


$ぽよぽよ侍でござる


で、内容の方はというと、、、なんとなく、映画祭っぽい?
仰々しくない作品で、正直、退屈な映画なのかもしれない。でも、
なかなか良かったような気もするです。。。



父を亡くして失業したアスペルガーな男と、童話作家志望の保母
さんの恋物語なんだけれども、、、空気が読めないアスペゆえに
起こるエピソードが表現されている。正直なゆえに時には傷つけ
られ、時には助けられる周囲の人々を良く描けていると思う。

あえて、べた甘の、ハッピーエンドになっていないところが気に
入っている。

主人公のアダムを演じているヒュー・ダンシーは中堅の俳優さん
で、アダムを良く演じていると思う。

ただ、オイラが注目したいのは、アダムの亡き父の親友のハーラ
ン役をやっているフランキー・フェイソンという太めのアフリカ
系の俳優さん。この人は、ハンニバルのシリーズに出ている人で
結構なキャリアの俳優さんなんだけれども、この作品では、かな
り光っていた。アダムの後見人として、ボロボロのバンに乗って
る彼の役割が、なんだかすごく好きになった。

あんなふうに、ごく自然に、ユーモラスに人にやさしく関わって
行きたいものだなぁ、、、と思うです (.. )

オイラは好きですけども、あまりお勧めは致しません。 (^^;;;



☆☆☆★★