まぁ、いろいろあって、ウンザリしていた映画関連。。。
ちょっとした気まぐれで再開して見る訳です。


まぁ、ネタばれ上等で書いてますので、その点は見るも見ない
も自己責任でお願いします。 (-.-)b



$ぽよぽよ侍でござる


この映画は、2008年公開のアメリカ映画で、ニコラス・ファ
クラーという、当時24歳の方が監督をしている。

予備知識なく、映画を見始めて気が付くのは、主演男優のじーち
ゃんが、スパイ大作戦やスペース1999に出ていたマーチン・
ランド―だった。お相手のばーちゃんも、どこかで見た事のある
大御所さん?後で調べたら、エクソシストのお母さん役の人でエ
レン・バースインという方だった。

で、、、男優さんも女優さんも、さすがな演技な訳なんだけれど
も、、、

物語の導入のエピソードが、あまりにも唐突過ぎて、、、

2人が出会ってから、ものの5分ほどでストーリーが容易に想像
できてしまうような、稚拙な展開。。。テーマとなっている病気
に対する理解に欠ける、リアリティーのかけらもない背景。。。


正直、こんな稚拙な脚本で映画を取らされる監督さんは気の毒だ
なぁ。。。とか、思っていたら、、、この監督さんが書いた脚本
だったわ! (^^;;;  

「こんな仕事してたら次はないだろうなぁ。。。」と思って見て
いたのだが、、、後にも先にもこれ一本だなぁ。 (^^;;;


最終的には、認知症やその介護をテーマに恋愛?ストーリーを展
開しているのだが、、、現実的に大変な部分のほぼ全てに目をつ
ぶったファンタジーにしているので、、、

老年の恋愛という部分には共感されるだろうけれども、、、

認知症や介護という観点では、認知症で、一般的に忘れやすい事
と、忘れにくい事が、ストーリーの都合上、逆転していたりと、
ありえない設定が満載で、思い切り違和感が残る。。。


まぁ、老人恋愛のコメディとして、暇つぶしに見るのなら良いか
もしれないけど、なんだか、消化不良になる映画だった。



☆★★★★