2008年の日本映画。山本亜紀子のホラー小説「穴」をベース
にしたホラー作品と言う事なのだが…。

なかなか映画にするには難しい作品なのかもしれない。正直、全
然、怖くはないし、官能と言うほどHでもない。

たぶんストーリーのかなり終盤にならないとホラーであることに
気がつけない人が多いんじゃないかな?と思う。それまではただ
の小説が現実化する、不思議な貧乏官能小説家のお話かな?

どう落ちをつけるのかなと思っていたら、唐突なホラー落ちは、
いまひとつな気もしないでもない。。。かと言って、濡場がすご
いのかと言えば、、、まぁ、たいしたことは無いわけで。。。
かな~り中途半端な印象はぬぐえないのだけれども、、、この辺
が限界なのかな?この手の映画では….

栗田麗は、そこそこ色っぽい、過度に綺麗過ぎない感じで良い。

木下あゆみは可愛い! しかし、可愛いのだけれども、ただそれ
だけで、まだまだダイコン。いまだにアクション系のなんたら戦
隊物のレンジャーを抜け切れていない。

この作品でオイラの琴線に触れたのはキムラ緑子かな…。この人
好きかも、アラフィフのい~感じを出している。

それほどおどろおどろしくなくって、適度にHなので、ある意味、
カップル向きの映画かもしれない。


☆☆★★★