1985年のアメリカ映画で、1950年代に放映されていた同名の
テレビドラマの映画化作品。


1940年代の古き良きアメリカを舞台に、息子の嫁との折り合い
の悪さに、故郷バウンティフルへの旅に出た老女のキャリーの
物語。。。と、一般的にはそんな感じなんだけども、、、


自分には、最後に何かをなそうとした老女キャリーの冒険の旅に
見えるかな。


途中のバスでキャリーと一緒になる優しい女性のセルマ役のレ
ベッカ・デモーネイがとっても良い感じ・・・。


道中、キャリーにが得る情報は、知人の死とか、思い出の建物
の取り壊しなど、あまり明るい話題は無く、途中で保安官に捕
まってしまったりするのだけれども、、、最終的に彼女は、強い
意志と保安官の協力で故郷のバウンティフルへ向かう。


キャリーの思いは果たせたのかどうかはよく判らないけども、、、
古き良きアメリカのおおらかさは堪能できた気がします。


保安官役のリチャード・ブラッドフォードは良い。。。あんな素朴
な優しさを表現できる人間になりたい。


こんな感覚は、ドライビングミスデイジー以来かな?


とても良い作品だった。


☆☆☆☆☆