東野圭吾の小説を原作とした、1999年の日本の作品。
原作は見ていないけど、志田未来&佐々木蔵之助のTVドラマの方は
一通り見ていたが、今回のは広末涼子&小林薫の作品。
調べてみると、この小説を原作とする映画はドラマを含めると3本ある
らしい。1999年のこの作品と、2010年のTVドラマの他に、フランス
で作られた2007年の映画があるようだ。
TVドラマ版の先入観があるのでどうしても比べてしまうのだけれども、
この映画はコメディなのかなぁ?それなりの努力は感じるのだけれど
も、今ひとつ大笑いできない?
藻奈美と直子の演じ分けというよりは、若い女優さんがオバサンを演じ
られるか?という点で、女優の力量は一目瞭然だったのだけれども、、、
色っぽさという点では広末の方が数段上だった。。。ただし、この色っぽ
さは、シーンが要求する直子の(オバサンの)色気ではなく、藻奈美の
色っぽさに見えた。。。
しかし、しかし、、、一瞬でオジサンの股間を重くした実績は侮れない!
設定がファンタジー?なので、細かい事は気にせずに見る映画ですな。
個人的には、平介の行き場が無い気がする、切ない映画でした。。。
2007年のフランス作品「秘密 THE SECRET」も、機会があったら見て
みたい。
☆☆☆★★