2003年のアメリカ作品。
この映画は、、、予想していたよりも凄く良かった。
話の筋は、わがままに育って大人になりきれない子供っぽいお嬢様が、
ある日突然に全財産を失って働きに出なくてはならなくなる。
で、ベビーシッターになって、面倒を見ることになった相手は彼女とは
対照的な大人っぽい子供? ぶつかり合う二人は徐々にお互いを理解し
あって行く。。。って感じかな。
ある意味でお馬鹿なわがままお嬢さんモリーを演じたブリタニー・マー
フィは、なかなか良かった。シリアスな役も、こんな役もこなせる彼女
がもうこの世に居ないのがちょっと残念な気がする。
内面は非常に繊細で思い切り子供なのだけれども、それを素直にストレ
ートに出せずに強がっている少女レイを見事に演じているダコタ・ファ
ニングは、やはり天才だった。
強がっているレイを、ゆっくりと理解して思いを察していくようになるモリー
が居る。妙な感じだけれども、こういう「腹を察する」展開は日本人には
理解しやすいかもしれない。
ラストが今ひとつ意味不明な気がするのだけれども、、、
それなりにハッピーエンドでホッとした。
☆☆☆☆★