第一次世界大戦のドイツのエースパイロットで搭乗機を赤く塗った事から


レッド・バロンと呼ばれたリヒトホーフェンを題材にした同じ題名の映画


は自分の知る限り2本ある。1971年のアメリカ作品と、2008年のドイツ


作品の2つで、、、今回、見たのは1971年のアメリカ作品の方。。。



やっぱり、こういう映画を作っちゃうアメリカはすごいなぁと思った。


敗戦国の英雄を、戦勝国が映画化する。。。


そう言うのが出来ちゃうのは、リヒトホーフェンがどちらから見ても英雄


言われるに足りる人物だったからだろう。



若くして亡くなったエースパイロットのリヒトホーフェンは、敵に敬意を表し


て、ある種の騎士道精神を持って戦闘を行っていたとされている人物


で、この映画ではそう言う描き方をされている。





ただ、映画としては、、、それなりの思い入れが無いと・・・いきなり見


て面白いのか? と言うと甚だ疑問が残ってしまう。 少なくとも、彼


が英雄だと言う予備知識が無いときついかも・・・



これは少し酷かもしれないが、緊迫感の無い空中シーンが今ひとつだ。


この作品よりも古い映画で優れたものがあるので、単にカメラワークの


不味さが問題なのだと思う。俳優さんについては特に・・・



☆★★★★