ショーン・ペンの映画デビュー作がこれのはず。
主演ではないけど、助演クラスで出演している。
この作品は、トーマス・クルーズ・メイポーザー4世の端役ではない助演クラス以上の出演作となる。
つまり、事実上のトム・クルーズのメジャーデビュー作?
タップスとは、軍隊における就寝ラッパや葬送ラッパを意味するらしい。
この映画でタップスと言う場合、それは「戦死」を表す。
物語は陸軍幼年学校のお話。
幼年学校と言っても日本で言うと中学くらい?みたいだけどもね。
学校閉鎖に抗議する生徒達がいろいろあって学校に篭城した結果、、、
州兵が出動して、子供達の保護?鎮圧に向うわけなのだが、、、
結局、子供達はテロリストとされてしまい、子供VS大人の戦争が始まってしまう。
その後、いろんな駆け引きがあったり、死傷者が出てしまったり、、、
争いはどんどんエスカレートしていく。。。
そんな感じの映画だ。
ショーンとトムは最上級生の役で、どちらかと言えば争いをエスカレートさせる役柄だ。
ショーンは、悪童ぶりに加えて、ほんの少しの優しさを表現できている。 いい感じ。。。
トムの切れた演技も最高。。。笑いながら重機関銃を乱射するシーンは背筋が寒くなる。
なかなか背筋が寒くなるような狂気を表現できる役者って居ない感じがする。
このシーンのトムは、バトルロワイヤルの柴咲コウと同じ臭いがする。。。
と、まぁ、、、役者の演技はなかなかと思ったけども、
映画の内容は、、、無理やり戦争を起こしているようで・・・
そうそう、この映画も、あまり楽しかったり愉快になる類の映画ではない。
可愛そうな映画と思う。
☆☆★★★