
ここが、利根川と吾妻川が合流する地点です。
手前から奥に流れる川が吾妻川。
奥の左手から右手に流れるのが利根川。
利根川と吾妻川に挟まれた左手の陸地が渋川市白井。
合併以前で言うところの子持です。
←が北。
その左側はるか奥手には子持山が鎮座します。
北を上にして、利根川の右側には赤城山。
吾妻川の左側には榛名山がそびえています。
画面右手の陸地が渋川市街地。
私が生まれたのはこんな場所です。
渋川市は、日本列島の真ん中に位置するというキャッチフレーズで、ここ30数年、へそ祭りなるものを催しますが、実は渋川市街地は股下なのではないかと私は思います。
私の誕生日は、昔から達磨市で賑わいます。
とてもおかしなことですが、他の場所と地続きであるかのように当たり前に、生まれ育ったこの地を訪れることが出来るようになったのも、ここ数年です。
幼少期に想像し抱いた世界観があまりにも濃く充満しているため、私にとってこの地だけは別世界だったのです。
まるで、ずっとずっと昔に毎日のように観ていたテレビドラマ、そこで使われた風景に実際に立つように、
私の胸は今もザワザワします。
それは種明かしをされた手品のようでもあり、夢でしか行くことのできない場所を目の当たりにしているようでもあります。
視野の狭いが故に凝縮された濃厚な空気を、幼いが故に創り出した…その片鱗がまだそこにはあります。
強い重力をも感じます。
それは母が若かりし日の想い出や、私が産まれる時に初めて感じた光や音や匂いでもあります。
私にとってはそういう場所なのです。