CT検査の後、あまりにも腹水が溜まり過ぎて日常生活に支障が出てるから、1回抜いておきましょうとの事で急遽抜いてもらえる事になった。
この時はお医者様の顔が天使に見えました。
1時間くらい掛かるけど時間大丈夫?と、こちらの時間の心配もしてくれて、心の中で『貴方の時間は大丈夫ですか?』とツッコミそうになりました。
今日は病院しか予定入ってない顔の私と今日も診察とか予定でみっちり顔の先生。
いくらでも待ちます!って思ったよね。
ただ1時間掛かるのは処置らしく、すぐに準備に入ってくれた。
ここからが地獄でした。
腹水を抜くのに管の付いた柔らかい針をお腹にブスっと刺すのですが、臓器などを傷つけない様にエコーと呼ばれる機械でお腹の中の様子を確認します。
そして、あたりを決めたポイントに針を刺すのですが、そのまま指すと痛いので、麻酔の出番です。
まず表皮、皮下脂肪を通って筋膜にも注射。
痛みがある2か所を通って腹水を抜きます。
ただ、何度も何度もやっても筋膜を通過出来ません。
その度に針に刺される痛みが何度も何度も何度も何度も。
永遠にも思える時間でしたが20分程度刺されていたかと思います。
完全にぐったりしてしまって、お医者様の「入った!」という嬉しそうな声は、遠くで聴こえました。
そして、抜いた腹水は2.5リットル。
これでも全部抜くと危ないから余裕を残して抜いてます。 どんだけ入ってんの? そりゃパンパンになるわ!
で、お医者様様の名誉の為に説明させて頂きますが、なぜあんなに針が刺さらなかったのか?
まず針が臓器を傷つけない柔らかい素材であること。これが前提。
そしてパンパンに張り詰めたオッサンのお腹。
そしてオッサンの厚めの皮下脂肪。
UFOキャッチャーで、針の付いた棒を操作して下の風船を割るゲームって分かりますか?
あれに近い事になっていたのです。
皮下脂肪の厚みが表皮と筋膜の距離を作りパンパンに張り詰めたお腹が、筋膜をバキバキに硬化させてしまって柔らかい針が刺さり辛くしている。
皮下脂肪が薄ければ針の先を持って一気に表皮と筋膜を突き刺せるのですが、オッサンの場合、皮下脂肪厚みのせいで、なかなか刺せなかったのです。
どこでどんな影響があるのか分からないので、日頃の不摂生には気をつけましょう。