今度は母から娘への『感謝の手紙』。

娘が生まれたと同時に夢見た同じ振り袖に手を通してくれてありがとう。
とってもとっても素敵だったよ。

あなたが生まれて11ヶ月目にして母娘の二人三脚が始まって、それからいろんなことがありましたね。
たくさん悲しい思いもさせてしまったけれど、私が今までの人生でただ一つ真剣に必死に続けたのは親業でした。時には人生に負けそうになったときもあります。でも、それを救ってくれたのは、あなたの存在です。命の恩人です。感謝しています。

成人の区切りは、あなた自身だけでなく、私の一区切りでもあります。
親子という関係は一生続きますが、これからは同じ大人として共に与えられた使命をまっとうしていきましょう。

この日を本当にありがとう。
そして、これからもよろしくね。
たくさんの人たちに支えられながら、小さな幸せをコツコツ溜めて、いつもどんなときも笑って「ありがとう!」を叫んでいこうね。

母より



この手紙を送り、私自身も心のリセットをかけました。
今までは、家族を養う父であり、家庭を守る母であることにエネルギーを注いで来ました。
これからは、私自身に与えられた使命を世の中で全うして行くことにささやかなエネルギーをシフトして行きます。

私には「宿命」があります。「宿る命」です。これは変えることはできません。
でも、もうひとつの命があります。それは「運命」。「運ぶ命」です。
この両者を自分自身が生涯かけて燃やして行くこと。
そして、皆さんが誰にでも同じように持つこの2つの命を燃やしていくために、私にできることを精一杯努めてまいります。
燃やすのも消すのも自分次第だけれど、燃やすためには周りのチカラが大切だってことも、笑顔のチカラが大切だってことも、それなりにわかっているつもりです。
だから、みんなで一緒にとことん燃やして行きましょ♪