謎の生き物の襲撃から一週間ほど経った。

シンは魔法の修行をしていた。

「えいっ!!やあっ!!」

しかし何も起こらない…

「そうじゃない!!もっと心を込めて…ハァッ!!!」

掛け声とともに練習用の布が燃えた。

「す…すごい…」

「後は練習あるのみだシンよ」

「まずどういう風に魔法はでるのか…それさえもわからないのに練習しろって言われても、練習しようがありませんよ」

「ふむ…いいかシンよ、魔法は心とリンクしておる。だから…簡単に言えば何が何でもやるという意思と、その魔法のイメージが必要だ。例えば、今私が見せた火の魔法なら何が何でも燃やすぞ!という意思と、燃え上がる炎をイメージするのだ。」

「へぇ…」

「よし、今言ったことを踏まえてもう一度やってみよう。」

シンはそう言われると、大きな声で返事をし、深呼吸をしてからさっき言われたことを実践した。

何がなんでも燃やす意思…燃え上がる炎のイメージ…

「でやぁぁぁっ!!!」

すると、わずかに布が燃え始めた。その炎はマッチの火よりも小さいが何よりも「燃えた」という事実がシンにとってはこれ以上ない幸せだった。

「始めて一週間で魔法を使えるとは…!今はまだ弱いが練習を積んでいけばいずれは強い炎となるだろう!」

「はい!ありがとうございます!!」

「お礼を言うのは一流の魔法使いになってからだ」

ガロンは少し笑いながら話し、シンはまた大きな返事をした。
やっと…やっとログインできました…!!
というわけで皆さんお久しぶりです!!エイです!!

これからはまたいつも通りゆっくりマイペースでやっていきます!!よろしくお願いします!!