私にとって4技能の中で一番難しいのがリスニングです。リスニングの参考書は多々ありますが、「英検1級リスニング完全制覇」は具体的な方法論が記載されていてリスニング力アップに役立ちます。

 

「英検1級リスニング完全制覇」の46ページ、「英語リスニングのコツ」から

 

スクリプト通りに聞こえなくても、「そうなのだ」と思って聞こう

 音を確認するためスクリプトを見ても、その単語の発音には聞こえないという経験をしたことはないでしょうか。何度聞いても、違うように聞こえてしまうー。こうした質問を受けることがありますが、「違うと思うのではなく、そう聞こえると思って聞いてみてください」と答えると必ず笑いが起こります。しかし、こちらは大まじめです。

 正しい英語の音に聞こえないのは、その音がまだ頭の中にまだ定着していないためです。この場合、聞きなれない音を自分の知っている最も自分の知っている音で代用していることがよくあります。例えば、

 

Music has been part of Einhorn’s life for the past 40 years.

 

 この文を初めて聞いたとき、Einhorn[ˈaɪˌnhɔrn]をiPhone[iˈaɪˌfon]と思った方がいました。iPhoneでは意味は通じないのですが、確かに発音は似ています。このように、しっかり認識できない音は、母語や英語ですでに定着している音で置き換えるため、正しい音に聞こえないのでしょう。

 

 こうした音の代用を防ぐ方法の一つが「その単語の発音はこれが正しいと思って聞く」あるいは「この発音が正しいと思いながら、まねて発音してみる」ことです。不思議なもので、あらかじめ予想して聞いたり発音してみると、そのように聞こえてくるものです。筆者も、同じような体験をしたことが何度もあります。

 自分の知っている発音と違うと思えば、脳がその発音を拒否してしまいます。「こういう発音だ」と思えば、脳がその発音を受け入れる余地が出てきます。「そう聞こえると思って聞く」とは、英語の音が本来の正しい音として聞こえるように、自分の音声認識機能を矯正していく作業なのです。

 

 

 

京都大学名誉教授 山内邦臣氏(1915年5月28日~1998年6月17日)によるはしがきには、英語学習者が心に銘記すべき事柄が多々ある。

 

 どんな学問でもそうだが、英語の勉強に「速成法」とか「近道」(royal roadとかshort cut)とかがないものかと言う人が少なくない。今流行の「マスコミ文化」なるものに「速成法」とやらを示唆することが時たま見受けられるだけに、若い人たちにそんな憧れがあってもある面ではやむをえないことだろう。しかし、学問の道には、残念ながら、速成法なるものがないとしかいいようがあるまい。もし仮にそれがあったとしても、それは「似非速成法」ともいうべき一種の鍍金学問であって、鍍金などというものは、ちょっと時間がたち雨風に打たれると、はげおちて、むなしい正体をさらけ出すにきまっているのである。

 そんなわけで、速成法などは考えられないのだが、「無駄を省く」とか「力の浪費をなくす」ことは考えられるし、また必要でもあろう。英語の勉強で無駄を省くとは、合理的な、すなわち、理にかなった勉強のことだ。無駄な勉強とは、方針も方法もない、ただガムシャラに努力する勉強のことだ。合理的で、したがって効果的な勉強法とは、英語という言葉本来の特色とか個性に適合した勉強法をとることだ。言うまでもなく、英語というヨーロッパ系の言葉は、日本語というアジア系の言葉とは、その発想法や構造がかなり異なっているので、英語の発想法や表現法に早く慣れることが何よりも大切なことだ。それは、英語の文章の表現の法則すなわち文法をしっかり勉強し、英語の文型や構文に習熟し、さらには英語固有の慣用語法に慣れることを意味する。このような姿勢・方法をとって勉強すれば、英語の学力は必ず伸びてゆくと信じてほしい。

 単語の力も、もちろん、伸ばさなければならない。ただ一つの重要な単語の意味がわからないため、その文章の意味を全然つかみとれないことさえあるからだ。しかし、単語の力といっても、それは単語の意味の単なる棒暗記であっていいはずがない。むろん、単語は、その発生の語源から意味の変遷・拡大を十分に理解していて、その文章の中で使われている、その場その場での意味を理解できるように、日ごろから勉強しておかなくてはならない。このような姿勢で、「理解し活用できるようになった」単語1000語は「理解を伴わない棒暗記の」ー従って「冷凍化され血の通わぬ」ー単語5,000語を凌駕するものであることを、ぜひとも覚えておいてほしい

 

 英語を勉強する姿勢として何より大事なことは、英語を日本語に直すに当たって、単語や語句一つずつを日本語に置き換えることではなく、文章の言わんとする真の意味をつかみとることである。そのような目標に迫ることを忘れて、文意と無関係に単語を一つ一つ訳してみてもそれはナンセンスだ。訳し出された日本語の文章が日本語として拙劣な、ときには意味をなさないものにいなってしまえば、そこには必ず解釈上の間違いか不十分さがあるなずなのである。英語の勉強が、日本語の勉強をかねていると言われるわけがそこにある。また、英語(読解)の勉強の最終目標が、英米の人と同じくらい正確で同じくらいの速度で読めることにあること、そのためには、労をいとわず、長文をどんどんよみこなす練習をすること、これらのことも忘れず、心に銘記してほしい

 

"Strong Medicine" Cambridge English Readers Level 3

ストーリー:パーキンソン病を専門とするイギリス人医師が友人であるアメリカ人医師を訪ねたところ、その医師が突然死していたことから展開されるサスペンス。

パーキンソン病:脳の異常のために、体の動きに障害があらわれる病気。

・it was opened by a mountain of a man, at least two metres tall. (山のように背の高い男)

・it was very unusual if the person was a healthy, happy forty-two-year-old woman, in a
caring profession, and with everything to live for. (不自由のない生活の)

・For the second time that day he felt the hairs on the back of his neck stand up. (その日2度目)

・He couldn’t leave until Detective Martinez allowed him to, (*to 以下の省略)

・sea lion (アシカ、トド)

・he was on his own,(一人で)

・it couldn’t just be chance.(偶然ではなかったはずだ)

・He went back into his room, got his computer out of his suitcase, started it up and got onto the internet.(インタネットにつなぐ)

ref. get to the internet: 58%

     get onto the internet: 42%

・She put out her hand.(手を差し出す)

・He had thick black hair and there were dark circles under his eyes.(目に隈ができる)

He had a high, rather thin voice.(彼の声は、か細かった)

ref. thick voice こもった声、しゃがれ声

     deep voice 太い声

・He closed the attachment, got off the internet and shut down his computer.(インターネット接続を切る)

・That evening Sylvia Koning sat opposite Latto over the dinner table. (向かいに座る)

・Martinez called in the police scientists.(呼ぶ)

As he lay waiting for sleep to come, he asked himself why someone might have wanted his computer.(横になって眠りにつくまでの間)

・The sun was up and it looked like being another fine day.(またいい天気)

・he was beginning to like her. (好きになり始めていた)

・ lieutenant(〈米〉〔警察の〕警部補)

・He’s taken me off the case.(事件から私をはずす)

Don’t play games,(ふざけるな)

・arboretum  ɑ̀rbəríːtəm  植物園 (botanical garden)

・I’ll go and pick up one or two things we’ll need.(片づける)

・Latto couldn’t help thinking about what Martinez had said.(考えざるを得なかった)

・Koning looked questioningly at him(怪訝そうに、不思議そうに)

・If she felt surprise, she kept it out of her voice. (驚きを声に出さない)

・The drive to the arboretum only took about ten minutes.(植物園までは、車で10分ほどしかかからなかった)

・torch tˈɔɚtʃ 英国で懐中電灯(米:flashlight)

・His voice sounded ugly.(不快に)

・I wanted her out of the way (排除されて、殺されて)

・Cloperoxomine(強心剤)

・It’ll make life a bit more difficult for the police scientists.(~をもう少し難しくする)

hit him hard in the stomach.(~の腹に強い一撃を食らわす)

・It was just a matter of time before she drank it.(~するのは時間の問題である)

・she stood on her toes and kissed him softly. (つま先立ちする)

 

20220306_”Deac Cold” Cambridge English Readers Level 2 9545 words

・コロラドを舞台に女性刑事の事件解決ストーリ

・自分のレベル的にも長さ的にも読みやすい。

・新出単語、表現

But we were on to him. (彼についてよく知っていた)

ski run(スキー用ゲレンデ)

on one's own (一人で,=alone)

What if?(もしや?)

Get Sergent Williams on to it. (ウィリアムズ巡査にそれを伝えて)

Before I knew it, I was asleep.(知らないうちに寝ていた)

She was a "A" student.

stay on one's feet(自分の足で立つ)

vacation home(別荘)

<60代の後悔しない為にしておくと良いこと8選>

①やってみたいことはやっておく

②筋力を落とさないように努める

③頭を使うことを習慣化

④コミュニティとの接点の構築維持

⑤固定費の見直しと生活費削減

⑥捨て活でなるべく持ち物を減らす

⑦生涯続けられる生きがいや趣味を持つ

⑧70代を生き抜くための計画準備

 

 

 

 

 

単語をどのように覚えるかについて、種田輝豊さんの著書「20ヵ国語ペラペラ」より


”はじめての単語を絶対忘れない方法” (p181-p182)


はじめて出くわす単語は、ていちょうに扱ってあげなければならない。これから末ながく、一生おつきあいしていただく相手だから。


なにか読んでいるうちに知らない単語がでてくる。(途中省略)どうしたら五回も、十回も同じ単語をしらべなくとも、一度で覚えられるか、という問題である。


第一:ひいた単語から、すぐに目をはなしてはいけない。単語につくづくと見入ることである。

    どんなことばでも、印刷された単語は、どれをとっても固有の格好をもっている。

    その特徴から得た第一印象をだいじにする。


第二:その単語の意味を考える。

    たくさんある意味のうち、まず、第一義だけを読み取り、頭の中で反復し、

    想像力をはたらかせながら、絵に復元しつつ、また単語に目を移し、さらにまた見つめる。

    そして、がまんできる限り長い間ねばる。


第三:なん度か声に出して発音してみるとよい。

    しかし、ささやき程度におさえておく。

    そうしているうちに、その単語のスペルの特徴と意味とその音が溶けあってくる。


この方法をうまく利用すると、一度しか辞書で調べていないのに、その単語は、あたえられた意味以外持ちえないように感じられてくる。すなわち、単語はすべて一種の擬声音として覚えられるのである。ここに漢字のような象形文字と表音文字の覚え方のちがいがある、ともいえるのではなかろうか。


さらに、できれば単語を単語そのものとして覚えるほかに、文章や会話における生きた姿でとらえることが必要である。


たとえば、英語の場合、placeということばを、placeと覚えるだけでなく、一つのイディオムとして・・・in place of ・・・として覚える。


イディオムにならない語は、例文などの文ごと覚える。たとえば、walkという語はwalkだけでなく、I walk homeと覚える。そうすれば、その単語の使い方がわかるからである。