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Tizen 2.2を搭載したdocomo SC-03FがFCC通過、日本独自機能にも対応へ

NTT docomo向けのSamsung Electronics製LTE/W-CDMA/GSM端末「SC-03F」が2013年12月23日付けでFCCを通過した。

FCCIDはA3LSWDSC03F。

SC-03Fは下記の周波数でFCCを通過している。

826.4~846.6 MHz:W-CDMA 850(V) MHz
824.2~848.8 MHz:GSM 850 MHz
1850.2~1909.8 MHz:GSM 1900 MHz
2402.0~2480.0 MHz:Bluetooth
2412.0~2462.0 MHz:Wireless LAN IEEE 802.11 b/g/n
5180.0~5240.0 MHz:Wireless LAN IEEE 802.11 a/n
5190.0~5230.0 MHz:Wireless LAN IEEE 802.11 n
5210.0 MHz:Wireless LAN IEEE 802.11 ac
5260.0~5320.0 MHz:Wireless LAN IEEE 802.11 a/n
5270.0~5310.0 MHz:Wireless LAN IEEE 802.11 n
5290.0 MHz:Wireless LAN IEEE 802.11 ac
5500.0~5700.0 MHz:Wireless LAN IEEE 802.11 a/n
5510.0~5670.0 MHz:Wireless LAN IEEE 802.11 n
5530.0 MHz:Wireless LAN IEEE 802.11 ac
5745.0~5825.0 MHz:Wireless LAN IEEE 802.11 a/n
5755.0~5795.0 MHz:Wireless LAN IEEE 802.11 n
5775.0 MHz:Wireless LAN IEEE 802.11 ac

モバイルネットワークはW-CDMA 850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで通過している。

Bluetoothや無線LANの周波数でも通過している。

無線LAN通信はIEEE 802.11 a/b/g/n/acに対応している。

2.4GHz帯に加えて5.xGHz帯での無線LAN通信も可能である。

RFIDの周波数では通過しておらず、NFCやFeliCaには非対応となる可能性もある。

SC-03Fは未発表端末の型番(モデル番号)である。

OSにTizen 2.2を採用したスマートフォンとなることが分かっている。

ディスプレイの解像度はHD(720*1280)である。

通信方式はLTE 2100(I)/1800(B3)/1500(B21)/800(B19) MHz, W-CDMA 2100(I)/850(V)/800(VI/XIX) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。

FCCではラベルや端末背面図等が公開されている。

筐体サイズ(長さ×幅)は約136.1×69.1mmで、Samsung GALAXY S4やSamsung GALAXY Jの約137.0×70.0mmより僅かに小さくなっている。

ディスプレイのサイズは約4.8~5.0インチ程度になると思われる。

アンテナの配置図にはISDB-Tが記載されており、ISDB-T方式の地上デジタル放送に対応することが分かる。

ISDB-Tは日本においてワンセグ等の地上デジタル放送で採用されている規格で、SC-03Fは日本独自機能にも対応することを意味している。

日本では最初のTizen OSを採用したスマートフォンで、世界でも第一陣となる見通し。

Tizen OSを採用したスマートフォンでFCCを通過するのはSC-03Fが初めてである。

2014年第1四半期の発売が期待されている。





・FCC (Samsung SC-03F)
https://apps.fcc.gov/oetcf/eas/reports/ViewExhibitReport.cfm?mode=Exhibits&RequestTimeout=500&calledFromFrame=N&application_id=456887&fcc_id=A3LSWDSC03F