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Sony Xperia “Hayabusa”が技適再通過、LTEやデュアルバンド無線LANに対応

総務省の技術基準適合証明又は工事設計認証を2012年2月に通過した端末が公示された。

NTT docomo向けのSony Ericsson Mobile Communications (現Sony Mobile Communications)製LTE/W-CDMA/GSM端末「AAL-8880002-BV」が2012年2月9日付けでTELECを通過した。

AAL-8880002-BVは下記の無線種別でTELECを通過している。

第2条第11号の3に規定する特定無線設備
第2条第11号の7に規定する特定無線設備
第2条第19号に規定する特定無線設備
第2条第19号の3に規定する特定無線設備
第2条第19号の3の2に規定する特定無線設備

AAL-8880002-BVがTELECを通過するのは2度目である。

前回はLTE 2100(I) MHz, W-CDMA 2100(I)/800(VI) MHzで通過していたが、今回はW-CDMA 2100(I)/800(VI/XIX) MHzとBluetooth及び無線LANの周波数で通過している。

LTE方式では再認証を受けていないが、仕様の変更が無いためと思われる。

W-CDMA方式ではW-CDMA 800(XIX) MHzが追加されている。

Bluetoothや無線LANの周波数帯を追加で認証を受けており、Bluetoothや無線LANに対応していることが分かる。

無線LANの周波数帯は2.4GHz帯/5.2GHz帯/5.3GHz帯/5.6GHz帯に対応している。

規格はIEEE 802.11 a/b/g/nに対応する模様だ。

AAL-8880002-BVはコードネームがHayabusaとして知られている。

OSにはAndroid 4.0.x Ice Cream Sandwich Versionを採用する。

チップセットはQualcomm MSM8960 Snapdragonで、CPUはデュアルコアで動作周波数が1.5GHzとなっている。

高解像度なHD(720*1280)ディスプレイを搭載しており、ナビゲーションキーはディスプレイ上に表示される。

AAL-8880002-BVはNTT docomo向けのHayabusaで、型番はSO-04Dになると思われる。

Hayabusaはグローバル向けに投入される予定で、グローバル版の型番はLT29iである。

LTE方式の通信やデュアルバンド無線LANに対応したハイスペックなスマートフォンとなりそうなので、楽しみにしておきたいところである。

・総務省電波利用ホームページ
http://www.tele.soumu.go.jp/index.htm