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Xi対応Xperia、Sony Ericsson Hayabusa (SO-04D?)が技適通過

総務省の技術基準適合証明又は工事設計認証を2011年12月に通過した端末が公示された。

NTT docomo向けのSony Ericsson Mobile Communications製LTE/W-CDMA/GSM端末「AAL-8880002-BV」が2011年12月21日付けでTELECを通過した。

AAL-8880002-BVは下記の無線種別でTELECを通過している。

第2条第11号の3に規定する特定無線設備
第2条第11号の7に規定する特定無線設備
第2条第11号の19に規定する特定無線設備

AAL-8880002-BVは下記の周波数帯でTELECを通過している。

1922.5~1977.5MHz:LTE 2100(I) MHz
1925.0~1975.0MHz:LTE 2100(I) MHz
1927.5~1972.5MHz:LTE 2100(I) MHz
1930.0~1970.0MHz:LTE 2100(I) MHz
832.5MHz:W-CDMA 800(VI) MHz
837.5MHz:W-CDMA 800(VI) MHz
832.4~837.6MHz:W-CDMA 800(VI) MHz
1922.6~1977.4MHz:W-CDMA 2100(I) MHz

今回はモバイルネットワークのみで通過している。

モバイルネットワークの方式や周波数帯はLTE 2100(I) MHz, W-CDMA 2100(I)/800(VI) MHzに対応している。

NTT docomoがLTEサービス“Xi”で使用しているLTE 2100(I) MHzやFOMAプラスエリアで使用しているW-CDMA 800(VI) MHzに対応していることより、NTT docomo向けに開発されている端末であると考えられる。

Xperia NX SO-02D (AAD-3880136-BV)やXperia acro HD SO-03D (AAD-3880132-BV)はW-CDMA 1700(IX)/800(XIX) MHzにも対応しているが、AAL-8880002-BVは現時点では非対応となっている。

Bluetoothや無線LANの周波数帯では通過していないので、後からTELECを再通過することになりそうだ。

AAL-8880002-BVは未発表端末のType Numberである。

Type NumberはSony Ericsson製の全ての端末に与えられているが、スマートフォンはPTX-から始まるメーカー型番ではなくType Numberで技適(TELEC等)を通過させるので、Type NumberでTELECを通過したAAL-8880002-BVはスマートフォンと考えられる。

大まかなType Numberの規則はスマートフォンやフィーチャーフォンやデータ通信専用端末を問わず、下記の通りとなっている。

AAB-1880***-BV(AV/CV):GSM方式
AAD-3880***-BV(AV/CV):W-CDMA/GSM方式
AAH-5880***-BV(AV/CV):CDMA2000/GSM/(W-CDMA)方式
AAJ-6880***-BV(AV/CV):CDMA2000方式
AAK-7880***-BV(AV/CV):TD-SCDMA/GSM方式
AAL-8880***-BV(AV/CV):LTE/W-CDMA/GSM方式


Type NumberからもAAL-8880002-BVはLTE/W-CDMA/GSM方式に対応していることが分かる。

余談であるがAAL-8880***-BVに該当する最初の端末は、AT&T向けのXperia ion LT28atに与えられているAAL-8880001-BVである。

AAL-8880002-BVはコードネームがHayabusaとして知られている端末に該当するようだ。

HayabusaはNTT docomoのLTEサービス“Xi”に対応したXperiaシリーズのスマートフォンである。

キャリア型番は未定であるが、他に追加端末が無ければSO-04Dになると思われる。

2012年7月前後に発売される見込みである。

非常に楽しみな端末なので、期待したいところである。

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・総務省電波利用ホームページ
http://www.tele.soumu.go.jp/index.htm