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技適更新、相互承認設計認証をiPhone 4が通過

技適が更新され、MRAに基づく適合性評価機関による相互承認設計認証を6~7月に通過した端末が公示された。

携帯電話端末は下記の通り。

■Apple
IPhone A1332 (Murata)
└W-CDMA(HSDPA) 2100/800 MHz, Bluetooth, Wireless LAN
第2条第11号の3に規定する特定無線設備
第2条第11号の7に規定する特定無線設備
第2条第19号に規定する特定無線設備
第2条第19号の2に規定する特定無線設備

IPhone A1332 (USI)
└W-CDMA(HSDPA) 2100/800 MHz, Bluetooth, Wireless LAN
第2条第11号の3に規定する特定無線設備
第2条第11号の7に規定する特定無線設備
第2条第19号に規定する特定無線設備
第2条第19号の2に規定する特定無線設備

Apple製のIPhone A1332 (Murata)とIPhone A1332 (USI)はいずれも発表済みのiPhone 4のメーカー型番。

MRAに基づく適合性評価機関であるCETECOM社による相互承認設計認証を6月14日に通過している。

国内の3GネットワークではW-CDMA 2100/800 MHzが使える。

ハードウェア仕様が同じ海外版のSIMフリー機であれば、FOMAプラスエリア(W-CDMA 800 MHz)でも利用可能なため、FOMAの回線でMVNOサービスをしている日本通信のSIMを使えばdocomoのエリアで使用可能である。

IPhone A1332 (Murata)とIPhone A1332 (USI)はの違いは、Bluetooth/Wireless LANモジュールの供給メーカーが異なり、括弧内はそれぞれ供給メーカーを示している。

IPhone A1332 (Murata)は村田製作所製のBluetooth/Wireless LANモジュールを採用し、IPhone A1332 (USI)はUSI社(Universal Scientific Industrial)のBluetooth/Wireless LANモジュールを採用していると考えられる。

FCCもBluetooth/Wireless LANモジュールの供給元が異なるiPhone 4が別々に通過しており、FCCIDがBCG-E2380AのモデルはIPhone A1332 (Murata)で、FCCIDがBCG-E2380BのモデルはIPhone A1332 (USI)であると思われる。

それにしても、認証機関とはいえ“IPhone”ではなく“iPhone”と記載して欲しかった…。

因みに、iPhone 3GSもiPhone 4同様にBluetooth/Wireless LANモジュール供給メーカーが異なるA1303AとA1303Bがある。

A1303Aは村田製作所製のBluetooth/Wireless LANモジュールを採用し、A1303Bはミツミ電機製のBluetooth/Wireless LANモジュールを採用していたようだ。

今回の技適更新は、MRAに基づく適合性評価機関による相互承認設計認証のみなので、通過した端末数は少ない。

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・総務省電波利用ホームページ
http://www.tele.soumu.go.jp/index.htm

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