世界で5番目に国土の広い(日本の22.5倍!)ブラジル。
その上、先住民インディオの文化にヨーロッパ、アフリカからの移民のものが各地で様々に混じり合ってきた歴史から、各地方にユニークな郷土料理が根づいている。
その中でも日本人に人気があるのが「ミナス料理」と呼ばれるミナスジェライス州の郷土料理。
ここはそのミナス料理のレストランで、リオデジャネイロを中心に国内に複数店舗を持つ有名店、
サンパウロ店は、街の中心を走るビジネスビルが立ち並ぶ大通りから、1本奥に入っただけの便利な場所にある。
食事はアラカルトでも頼めるけれど、ズラリと並ぶミナス料理を好きなだけ食べられるブッフェが人気。
*一人1500円もしないリーズナブルな価格だから、当然!?
ミナス料理は煮込み料理が多く、塩分も少なめで、ブラジル料理の中ではあっさりした味つけが特徴。
夫も私も大好き。
特に、二人が揃って好きなのは、
鶏肉とオクラの煮込み。
*ポルトガル語でfrango com quiabo(フランゴコンキアボ)
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オクラはトロトロ、鶏肉もホロホロ。
胃袋に限界がなかったら、もっと食べたいのに、と思う。
そして、ハバーダ。
*ポルトガル語でrabada(ハバーダ)は「牛の尻尾」の意味。
↓
大きく輪切りにした牛の尻尾の料理で、太い骨の周りにお肉とゼラチン質の筋がついていて、フォークで簡単に外れるくらい柔らかく煮込まれている。
一緒に煮込まれたクレソンがベストマッチ。
他にも、食べきれないくらいの種類の料理が並んでいて、目移りしてしまう。
デザートもズラリ。
ミナスジェライス州特産の白いフレッシュチーズと、グアバジャムなど“フルーツを砂糖で煮つめたタイプ”のスイーツを一緒に食べるのが、ミナス料理ならでは。
(あまりに甘すぎて、私はあまり得意ではない…)
ついでに(?)このお店オリジナルのフルーツ味のカシャーサ(サトウキビのお酒)も味見。
味は甘くて飲みやすいものの、かなり強い!アルコール度数40%
↓
味はもちろん、雰囲気もロケーションも価格も、どれも手ごろで行きやすいお店。
また次回、お腹をうんと空かせて訪れることにします!
p(^-^)q
↓入口のお人形はちょっと怖い…
でも、この日は休日の夕食時にもかかわらず、お客さんはまばら。
こういう時、残った大量の料理はどうするのかしら?
採算は合っているのかしら?
(・・;)
と、老婆心ながら心配になってしまった。
(あまりにとーっても気前よく用意されていたから…。でもきっと上手く生かしているのでしょうね?)
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