「ジュリアス・シーザー」 | 赤いガチャポンのブログ(仮)

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去年の今ごろは「あと数日で就活が解禁してしまう」と、漠然と焦っていました。

ひとつ下は3月解禁らしいので、ジメジメした梅雨頃から忙しくなり、ムシムシした夏に就活のピークを迎えることになるのだろう。可哀想だ。


そして今年は「卒論をやらなきゃ」と、ただただ焦ってます(笑)

先日、とっくに切れていた定期もひと月だけ更新しました。
「定期の元を取るためには、大学の図書館に行かなきゃならない」と自分を追い詰めてます←



彩の国シェイクスピア・シリーズ第29弾「ジュリアス・シーザー」
10.15(Wed) 13:30開演 @彩の国さいたま芸術劇場 大ホール

ポンペイを破ったジュリアス・シーザー(横田栄司)が、大歓声の中、ローマに凱旋を果たす。その権力が益々強大となることを恐れたキャシアス(吉田鋼太郎)は、市民から厚い信望を得ていたブルータス(阿部 寛)を仲間に引き入れ、暗殺を決行する。英雄の死に一度は混乱した市民たちも、直後に行われたブルータスの演説に納得するが、シーザーの腹心だったアントニー(藤原竜也)が弔辞を述べると、民衆の心は逆に反ブルータスへと翻ってしまう。形勢不利とみたブルータスとキャシアスは、兵を集め戦いに打ってでるが…。

演出:蜷川幸雄
作 :W. シェイクスピア
翻訳:松岡和子

出演:阿部 寛/藤原竜也/横田栄司/吉田鋼太郎/たかお鷹/青山達三/山本道子/塾 一久/原 康義/大石継太/丸山智己/廣田高志/間宮啓行/高瀬哲朗/星 智也/松尾敏伸/岡田 正/石母田史朗/中村昌也
浅野望*/二反田雅澄/飯田邦博/新川將人/澤 魁士/安福 毅/五味良介/手打隆盛*/水谷 悟/齋藤慎平/續木淳平*/松崎浩太郎*/後田真欧/原田琢磨/中島来星**/小嶋一星**
*…さいたまネクスト・シアター
**…Wキャスト

まずはじめに、ポーシャ役を体調不良により降板されていた中川安奈さんがお亡くなりになられました。
ご冥福をお祈りいたします。



「ジュリアス・シーザー」は有名な戯曲だし、どちらかと言うと原作に忠実に演出されていた印象だったから、内容については割愛します←

今回初めて戯曲を読んで、シーザーが暗殺されて、あの有名すぎる台詞を発する場面がラストシーンじゃないことに驚きました。
それどころか表題にもなっているシーザーは中盤あたりに死んでしまう。主人公はブルータスだったのか。


座席はバルコニー席の最前列。

追加販売分を滑り込みで確保したんだけど、それほど見切れることもなく、むしろ近かった(  ̄▽ ̄)


時間になるにつれ、ぞろぞろとキャストが集まっていく。そしてロングコートを脱ぎ捨てて、オープニングシーンが始まる。この入り方は鳥肌立った。

シーザーの暗殺で白い衣装が血に染まっていく。洗濯するの大変そうだなぁ(笑)



阿部さんはさすが“濃い顔族”だけあって、ひとりだけノーメイクなんじゃないかという疑惑←
滑舌はちょっと・・・だったけど、リアリティはありました(笑)

吉田鋼太郎さんはさすがの演技力。
ただ“ごきげんよう”というフレーズで微かに笑いが起こってしまうという( ´∀`)伝助さんww

そんなブルータスとキャシアスの喧嘩シーンは、テンポも素晴らしかったし、迫力もあって良かった。個人的にはお気に入りの場面。



それにしても、やっぱりこの舞台のハイライトは大階段での立ち回り。一気に駆け上ったり、殺陣をやったり・・・とにかく圧巻でした。

戦いのシーンで、キャストが階段の裏から上がってくる瞬間もかっこ良かった。
もしかして、あれはバルコニー席の特権かな←


fin.