どうも。
明日はドラフトですねー(^-^)/
リアルタイムで見れるかなぁ。とにかく楽しみっ!
早速ですが舞台レポですヽ(゚◇゚ )ノ
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「ぬるい毒」
9.18(Wed) 19:00開演 @紀伊國屋ホール
私のすべては、23歳で決まる。
ある夜とつぜん電話をかけてきた、同級生と称する男。
嘘つきで誠意のかけらもない男だと知りながら、
私はその嘘に魅了され、彼に認められることだけを夢見る——。
原作:本谷有希子『ぬるい毒』(新潮社)
※野間文芸新人賞受賞作
脚本・演出:吉田大八
出演:夏菜/池松壮亮/板橋駿谷/札内幸太/新倉健太/高橋周平/石井舞/一瀬麻衣子/井端珠里/川村紗也
本谷さんの舞台作品は一度、観に行ってみたかったので!(b^ー°)
まぁ今回は原作だけという形だったけれど。
そして脚本・演出は「桐島、部活やめるってよ」の吉田大八監督。舞台演出は初めてらしい。
とにかくオープニングの衝撃がすごかった。
諸注意を告げるアナウンスがバクったように繰り返され、客電落ちて、いきなり爆音。
ステージが明るくなったらそこには夏菜さんが立っていて、そのままストーリーが進んでいく。
夏菜さんのわざとらしいような高い声、池松くんの淡々とした不気味な雰囲気。
もう気持ち悪すぎて素晴らしいなぁ、と(笑)←褒め言葉ですw
ここからは感想をまとめるのが難しいので、、、
劇中での言葉や感じたことをそのまま書き出してみようかと←
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
人間。
劣等感。
笑われる。からかわれる。見下される。馬鹿にされる。
嘲笑。嫌悪感。
蓄積する毒。
人間。
現実。妄想。
崩壊。
人間。
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
うん、伝わらないよね(・・;)
自分でもよく分かってないから←
でも“蓄積する毒”っていうのは分からないでもない。
誰かに笑われてるような、からかわれているような・・・
きっと全部、妄想にしか過ぎないのだけれど。
演出としては、、、
心の中にふつふつと沸き上がる想いやメールの文面などを、文字として背景に投影するのは面白かったかな。
こういうのは映画監督らしい演出だったのかも。
そして最後のシーン。「私は24歳になった」で・・・
この紙切れが熊田を包むようにぶわぁーって( ̄∀ ̄)
気持ち悪いほどの毒をあれだけ盛られたのに、なぜか清々しい気分。
ちょっとだけ解毒。
ちなみに後日「ぬるい毒」の原作を読んでみたりしました( ̄∀ ̄)
こういうことか、とやっと納得できた部分もあって。さらに解毒。
☆アフタートーク☆
吉田大八監督がなぜか司会進行。ゲストとして監督の話ももっと聞きたかったのになぁ。
で、池松くん登場も話が弾まず(苦笑)
なんとなく予想はしてた←
だから、なんか夏菜さんだけひとりで盛り上がっていたようなw←
印象に残っているシーンは、、、
夏菜さんがオープニングの衝撃を、池松くんは原作にはないラストの部分を。
そう、原作のラストは“私は24歳になった”というたった一文だけ。
舞台でも“24歳になった”と文字だけをバンっと投影させていたら、、、もっとモヤモヤしてただろうなぁ。
それにしても、役者さんのスイッチのオンオフは凄いですよね( ̄○ ̄;)特に池松くんは←
そういうのを感じられるから、終演直後のアフタートークは好き。
最後に・・・
この日の朝に板橋駿谷さんのお母様がお亡くなりになったそうです。
と、知ったのは観劇後。
そんなことは感じさせないほどの素晴らしい演技で、、、きっと役者魂というものでしょうね。
お母様のご冥福をお祈りいたします。
fin.