どうも最近の私はイギリス映画に惹かれる。

 

内容紹介

英国史上初の女性首相の栄光と挫折、そして最愛の夫との感動の物語。
アカデミー賞女優メリル・ストリープが全身全霊で挑む、<鉄の女>マーガレット・サッチャーの真実。

●第84回アカデミー賞主演女優賞&メイキャップ賞受賞!!ほかゴールデングローブ賞主演女優賞受賞など映画賞レース席捲!!
●名優、ベテラン、若手女優などイギリスを代表する役者陣の共演!
●監督は『マンマ・ミーア』のフィリダ・ロイド!脚本は『SHAME‐シェイム‐』のアビ・モーガンと女性フィルムメーカーたちが<鉄の女>の真実を描く!
●政治家の伝記映画ではなく、誰もが共感できる、普遍的な人間の物語に世界中が涙!

【ストーリー】「教えて。あなたは幸せだった?」
マーガレット・サッチャー、86歳。最愛の夫亡き今振り返る、政治家としての栄光と挫折、そのために犠牲にしたかもしれない愛を。夫は他界、子供たちは独立し、ひとり静かに晩年を送るマーガレット・サッチャー。夫の遺品を整理する決心がつかないマーガレットは、8年目にして、ついにある決意をした。だが、夫デニスは、今もまだマーガレットの幻想の中に存在する。時には朝食の食卓に現れたり、子供たちの昔のビデオを一緒に見たり、彼はいつだってそばにいるのだ。自叙伝に旧姓でサインをしてしまったマーガレットは、ふと過去を振り返る。夫と出会う前、夫との出会い、結婚生活、そして、“鉄の女"の名で知られた政治家としての人生を―。

 

マーガレットサッチャー。

私は正直この人の名前しか知らなくて、

この人がどんな政策をしたかは全然知らなかったんです。

いや、これを見たからと言って詳しくなれはしない。

 

でも何よりお伝えしておきたいのが、

メリルストリープのすごさ!!

一瞬、メリルストリープという名前の別人かと思ったもんね。

もちろんお化粧とかのこともあるんだろうけど、もう圧巻。

誰だ、過大評価されている女優とか言った大統領は。

正直もっといろんな作品を見たいと思った女優さん。

 

さて、映画ですが、認知症を発症しているマーガレット。

亡くなった旦那さんに話しかけ、とても楽しそうな余生を送っているようにも思います。

しかし、サッチャー首相の本に、旧姓のロバート(だったかな)を書いてしまい、

マーガレットロバートだった頃の自分を思い出します。

 

政治家だった父の影響を受け、そして、母のような前代的な女性にはなりたくないという意識もあり、政治家の道を志すところから回想がスタート。

選挙活動を支えてくれるデニスにプロポーズされ結婚。

ただここで引っかかるのが

「君は食料品店の娘だから勝てなかったんだ。実業家の妻だったら勝てるよ」

とプロポーズなんだけど。それって。。。差別やん。

さすが階級社会のイギリスだなぁとは思うけど。

プロポーズでそれ出されたらいやだなぁと思っちゃう。

マーガレットの性格ならデニスが好きでない限りぶちぎれそうなプロポーズw

 

双子の兄弟も夫も愛してはいたけれど、政治家人生を進んでいく。

子どもたちが泣いて母親に「いかないで」とすがるが、厳しい顔で車を発進。

そこから子供たちの描写はない。

「このネックレスは双子が生まれた時にデニスがくれたものだから外さない」

という言葉から、家族への愛は感じられるが。。。

というよりデニスへの愛かな。

うん。この映画はサッチャー首相の話ではなく、マーガレットの話。

 

最初は普通の老女であり、認知症らしい動きもあったが、回想が進むにつれ、

デニスの存在を否定できるようになってくる。

唯一の味方であったといってもいいデニスとの別れを最終的に認められるようになった

マーガレットは、最後はまた鉄の女になってるように感じられた。

 

そして、景気が最悪で、マーガレットの支持率がどんなに落ちても、

兵士の命がなくなっても、戦争に勝てればサッチャー首相は英雄扱い。

というのがなんだか腑に落ちなかった。

あと、首相として「国民全員に同じだけの税金を払わせる」というのも。

いったいどんな政治家だったのか。ちょっと興味が出た。

 

政治家関連でもう一話題。

憲法改正について、ある番組の一部分を見たんだけど、

共産党の政治家さん、あれじゃぁ負けるよ。

切り口が全然違うんだからあの話題で正面からぶつかっちゃだめだろう。

自民党議員にコテンパンにされてました。

あれが、印象操作だったら怖いけどね。

あと日本会議の「憲法前文見るとどこの国の憲法かわかんないですよね」

って、私、憲法前文に感動して日本人でよかったーって思ったんだけどなぁ。

意見が合わないですね((o(´∀`)o))((o(´∀`)o))うふふ。

てか9条に自衛隊書き足すだけという話なのに前文変える気満々かよ。

 

と思いましたー。あれいつやってたんだろう。東野幸治さんが司会だったんだけど。