8月の本♪ | 石岡市 細谷酒店

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☆茨城県石岡市にある酒屋の店主のブログです☆

ゴルフれんすーであんま読めなくなっちゃったー

 

8月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:844
ナイス数:15

名もなき勇者たちよ (集英社文庫)名もなき勇者たちよ (集英社文庫)感想
お借り本。実在の女性エージェントをモデルにしたというフィクション。同時多発テロの数年後に書かれた本で当時の世界情勢を絡めて描かれており架空の話とは思えぬリアルさで超おもしろかったッ!小説的な部分以外は様々な取材を経て事実をおりまぜて執筆されたんだろうな、と思いながら読みすすめた。イスラエルという国に関する記述もほとんど知識が無いので凄く興味深かった。しかし・・・本の内容とは直接関係ないがあれほどの大事件だったのにその周辺の出来事等等だいぶ忘れているのが残念。脳にもっと刺激を与え続けないとダメっすねーッ!
読了日:08月31日 著者:落合 信彦

 

 

 

 

 

 


二人の首領(ドン) (集英社文庫)二人の首領(ドン) (集英社文庫)感想
先輩奥様からのお借り本。友人にいただいた『ただ栄光のためだけでなく』以来読みたかった著者の本。凄い内容でした。ビックリした!『二人の首領』ロッキード事件がなぜ明るみになったかというとても想像できなかった事実を著者の入念な取材によりレポート。様々な事象に興味津々。またまた楽しみができた。『北京より愛をこめて』中国の麻薬でのアメリカ等への攻撃の模様が事細かに描かれていた。こちらもそんな事が?!というようなお話しでとても驚いたがためになった。大ファンでほぼお持ちだとの事なので全部お借りしたい。
読了日:08月17日 著者:落合 信彦


知覧からの手紙 (新潮文庫)知覧からの手紙 (新潮文庫)感想
パンダ本。大東亜戦争末期に知り合い婚約へと進みながら結婚できなかった二人の切ない恋物語。残された女性のお話しと手紙等の資料を基に著者が多大な取材をして文通の様子を核にその女性目線で描いた小説。まず驚いたのが当時の女性像とはかけはなれた主人公の女性。とても活動的で強い。取材時も非常に溌溂としていたそう。非常に重い史実なのに空襲、社会情勢等も簡潔明瞭に淡々と描かれていて勉強になった。戦後結婚され幸せに暮らしたそうだが心の中には征った彼がいたとの事。24,5の男女がそういう体験をした事実を忘れないようにしたい。
読了日:08月09日 著者:水口 文乃

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