【Ｑ６０】行政法・・・行政罰

行政罰に関する次の記述のうち、誤っているのはどれか。

１　過料は、刑法総則の適用はないが、これを科すに
　　は、刑事訴訟法に定める手続きによる必要がある。
２　過料は、法律において規定されているが、普通地
　　方公共団体の長の制定する規則において、定める
　　こともできる。
３　普通地方公共団体の規則違反に対する過料は、普
　　通地方公共団体の長が行政行為の形式でこれを課
　　し、地方税の滞納処分の例により強制徴収される。
４　行政刑罰には、刑事罰とは異なり、違反行為者だ
　　けでなくその使用者や事業主にも科刑する規定が
　　おかれている場合がある。
５　行政刑罰は、普通地方公共団体の条例においても
　　定めることができる。しかし、法令に特別の規定
　　のある場合を除き、裁判所において刑事訴訟法の
　　定める手続きによって科刑されなければならない。

（１９９３年問３４改）
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