行政行為の瑕疵に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

 行政庁が瑕疵ある行政行為を行った場合には、
  原則として民法の意思表示の瑕疵に関する規定
  が適用される。
 内容が不明確な行政行為は、無効な行政行為で
  はなく、取り消し得べき行政行為である。
 瑕疵ある行政行為について取消訴訟が提起され、
  現に係争中である場合でも、処分庁は、職権に
  より当該行政行為を取り消すことができる。
 行政庁が錯誤によって行政行為を行った場合は、
  当該行政行為の内容が客観的に法律に適合して
  いても、無効である。
 瑕疵の治癒とは、行政行為に軽微な瑕疵がある
  場合に、行政行為の相手方の了承を得て、処分
  庁が当該行政行為を補正することによって、そ
  の効力を維持することをいう。

(1998年問33)
人気blogランキングへ 人気Blogでのランキングは?