日本国憲法における国民の権利及び義務に関する次の記述のうち、誤っているのはどれか。

1 私有財産は、正当な補償の下に、これを公共の福祉のため
  に用いることができる。
2 何人も、法律の定める手続きによらなければ、その生命若
  しくは自由を奪われ、又はその他の刑罰を科せられない。
3 刑事被告人は、すべての証人に対して審問する機会を充分
  に与えられ、また、公費で自己のために矯正手続により証
  人を求める権利を有する。
4 何人も、抑留又は拘禁された後、無罪の裁判を受けたとき
  は、法律の定めるところにより、国にその補償を求めるこ
  とができる。
5 何人も、その住居、書類及び所持品について、侵入、捜査
  及び押収を受けることのない権利は、いかなる場合におい
  ても、正当な理由に基づいて発せられ、かつ捜査する場所
  及び押収する物を明示する令状がなければ、侵されない。

(1996年問26)