いつも考えていて
よく声を聞いていて
たくさん触れ合った
その人の席が心にはある
いつかその人が私とは
関わりのないどこかへ行ってしまったら
心にぽっかり穴が開く
その人の席は目には見えないのに
その人が席にいるときは
何かの糸で繋がっているかのような
形があるような
安心感がある
自分のことだけじゃなくて
その人を考えることが
楽しくて 嬉しくて
その人の存在が
あたかも私の存在のように感じる
もしもその人が席を立ったなら
考える 考える
切なくて やりきれないから
今のうちからこの感情に慣れておこうと
一人でも私は強く生きていけると
知らないうちに
その人の席は心の中にある
喜びと悲しみを教えてくれる
大事な人の席が




