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感じすぎて
一日があっという間に過ぎていく
Luther Vandross の Dance With My Father を聴けば
その全てを包み込むような優しい歌声に
どんな痛みが隠されてるんだろうと
その時代背景を考えてしまう
魂がこもっているからこそ
そっと歌っているのに強さが伝わってくる
痛みも
優しさも
強さも
とめどなく感じていると
時間をも忘れてしまう
私が好きなのは感じること
もしも
いつまでもこうしてていいんだったら
こうしていたいな
確かなものはないから
Will you still love me tomorrow
今夜はふたりきり
目には愛を感じる
でもそれはただの気まぐれ?
明日もまだ好きでいてくれる?
これからもずっと...
そんな歌もあるぐらい
好きでいてほしい
希望と不安と儚さと
人生には終わりがくるのに
この恋にはいつまでも、終わりが来てほしくない
何かを感じれば感じるほど
そこには本当は何も無いような気がして
そんな自分を騙そうとするけど...
カーテンの隙間から見える夜空をぼんやり見る
でも
この気持ちが
この感覚が
私を作る
もっと深く、深く掘り進めて
いつか何かに当たって
立ち止まる
景色
もしもそこに
建物も道路も街路樹も電灯も信号機も
人間が作ったもの
何もかもが無かったとしたら
自然のままだったとしたら
どんな風景なんだろうと思いをはせる
作って壊して
作って壊して
少しずつ変わっていくけど
大体同じ
でも
もし
自然のままだったら...?
いったいどんな風景なんだろう?
女子は
男子って
大人は
子供の
あの人は
あの国の人は
「人間は」
「生物は」
「命は」
「地球は」
小さなとこだけ見ていても
分かるようで分からない
的を得ているようで得ていない
小さなとこに収まっていたら
何も 見えない 聞こえない 分からない
全体も
見渡せていますか
小さな箱の中で
小さな世界で
生きていませんか
今という時が止まったまま
自分にとっての全てが
過去になっていく
おじいちゃん家で撮った家族写真も色褪せて
小さいころの笑顔で写った写真も
何も知らないあの頃には戻れない
時が過ぎていく
人生が下降していく
そんな不安でいっぱいになっても
なすすべもなく
またいつか今を振り返って
戻りたいと思えるような時を刻んで...
ある暗い暗い夜
雨がざーざーと降っていた
ひとり 道を行くと
建物の壁を背にして
芝生が広がっていた
ライトに照らされて
そこはまるで舞台の様だった
もったいないくらい綺麗で
誰も知らない
傘を放り出して
雨の中踊った
そんな自分を背に
惜しみながらも
車に乗った
エンジンをつける
雨の中を走る
あ、停止しなきゃ
ブレーキを踏んだ